コードギアス 反逆のルルーシュR2の第7話「棄てられた 仮面」を見る。闘う意味を失った主人公・ルルーシュがかなり凹んでいて落ちている弱々しさが女子には堪らないんだろうなあと見ながら思う。
様々な思惑が絡んでいるのだが、偽弟・ロロにいたっては兄を手に入れたい?のか様々な誘導作戦をする。
ルルーシュに「僕がいるじゃないか」というロロのシーンはまさしくボーイズラブ、同人誌にはもってこいなネタだったろう。あれで萌えた腐女子や文化系女子が全国にたくさんいるに違いない。
という要素を含んでいるからこそ熱狂的なファンができていて、そういう要素がないと今は人気も出づらいのかもしれない。昔からそういう要素があるものは男女を巻き込んで取り込んで人気は出ている。
「セイントセイヤ」や「サムライトルーパー」「幽々白書」「スラムダンク」とかその手の同人誌にはされて人気があったんじゃないだろうか、たぶんあったはずだ。
本屋でバイトしてた時に思ったのは少年ジャンプのコミックが出て買う層って女子中高生の方が男子よりも多かったってことで、物語や画にも惹かれながら本能的にボーイズラブとかを夢想してたのかもしれない。
内容としては夕方5時にするには難しいものだけど、エヴァンゲリオンも6時台にしてたことを思えばまあ問題はないのだろうけど、ゼロ年代を代表するアニメになるんかなあ、あとは「ひぐらしのなく頃に」とかかな。
エヴァンゲリオンは性的なものも出てきたがルルーシュはそれが今の所ないなあ。どっちもオヤジがキーマンであって母親が死んでいるというのは主人公に共通か。ルルーシュの場合は死んだことになっている母親をなんらかの方法で生かしている可能性もあるのかもしれないが。
エヴァの場合は謎の敵・使徒との戦いが人類の生死に関わる問題であったが、ルルーシュの戦いはタイトルの通り、反逆であって今ある世界を否定し作り替えようとする闘いだ。アニメからいろんな影響は発生するが、反逆者にどれだけ熱狂してもこの国がおかしいことになっている事実を認めてそれを覆そうと作り替えそうとするものは出てこないんだろう。思想的にそういう考えになっていくものはいるのかもしれないが。
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