宮藤官九郎監督第二作「少年メリケンサック」のエキストラに行ってきた。
以前大人計画で主演が宮崎あおいとだけわかっていた時に募集してて応募してたやつ。
京王新線で初台まで行って北口出てすぐの初台DOORSというライブハウスでの撮影。
近所の元?病院が控え室とか待機場所になっていたのでそこで着替えて待ちだった。
ストーリー・メイプルレコードの新人発掘部に勤務する、契約切れ目前のOL・かんな(宮崎あおい)。何の成果も出せずに、ひたすら社長の時田とヤケ酒をあびる日々を過ごしてきたこの2年間…。そんなかんなに千載一遇のチャンスが舞い込む。ある動画サイトで、これ以上ない野蛮で、凶暴なパンクバンド<少年メリケンサック>を発見したのだ! 契約延長との引き換えに、彼らの全国ツアー敢行を命じられたかんな。半裸にモヒカン、眉なしパンチ、協調性ゼロのメンバーたちを引き連れ、果たしてかんなは無事にツアーを乗り切ることができるのか!?
という話ですが、その動画サイトでのバンドのボーカルを銀杏BOYZの峯田君が演じている。しかしその動画は25年前の映像だったという話でかんなが引き連れて行くのはおっさんになったバンドメンバーだった。
僕が行ったのは現代のシーンの撮影、つまり25年後のおっさんバンドのシーンだった。しかもラストの方のシーンだったらしい、シーンナンバーも144とかだったしね。
ステージにはYAIBAや悟空のようなつんつん立てられた髪型でパンクロックの革ジャンを着こなす佐藤浩市と弥次喜多みたいな格好の木村祐一、25年後のメリケンサックボーカルの田口トモロヲ、クドカンのバンドでもドラムを担当している石鹸こと三宅弘城、かんなの彼氏役らしい勝地涼も彼はめちゃめちゃおいしい役だ。言いたいけど言わない、これは後半での大事なポジションだと思う、かなりおいしいですよ彼は。そして観客の後ろの方に「篤姫」でもある主演の宮崎あおいといった役者陣がいた。
最初に病院で待機室に行く時にチラッと見えたスタイリングしてる部屋があって、スタイリングしてたのは伊賀大介さんだと思う。麻生久美子の旦那でもあり、前作「真夜中の弥次さん喜多さん」もスタイリストだった。
一度バイトしてたダイニングバーで村上淳さんといて話をさせてもらったけど感じのいい兄ちゃんだ。
あの時ムラジュンは「UAいいよねえ」って言って僕らスタッフが「身内じゃん!」ってツッコんだけど離婚したなあ。
トモロヲさんはなんかメイクもあるけど雰囲気がパンクスだね、あんな格好いいオヤジってあんまりいないと思う。昔はバンドやっててステージ上でうんこをしていたような人らしいがなんだか峯田君の25年後と言われても納得。
トモロヲさんが監督した「アイデン&ティティ」の脚本はクドカンだったし、主役は峯田君だった。なんだかすごい繋がりですね、似た部分があってカチッとハマるものがあるんだろう。
佐藤浩市さんとキム兄はそれまでの展開で色々あったみたいでジョイントなプレイをしてました。映画だとどうなるんでしょうか?三宅さんの生ドラムはグループ魂のライブを思い出します。石鹸だよ〜みたいな気持ち。
勝地君はネタバレだから言えないけどすっごくおいしい、クドカン脚本「未来講師めぐる」でも主人公めぐる(深田恭子)の彼氏役でもあったのでクドカンに気に入られているのか、なんらかの大きな力が働いているのか。
宮崎あおいはピンクの革ジャンみたいなとピンクのメリケンサックT-シャツ着てたけどかわいい、キレイでもあるしなんだかかわいくもあり、キレイになってる途中段階なのかなあ。主役だからこの映画転けれないし、公開時はいろんな媒体に出て宣伝活動をするんだろうなあ、ロッキンの「H」とか「CUT」ですぐに特集組みそうだな、絶対に組むだろうけど。
シーン的にはライブシーンなのでいきなり盛り上がるというシーンだったけど、撮影ってやっぱり準備があるから待ちが凄く長い、仕方のないことだけど長いですね。監督クドカンも支持とか出してたけどわりとカメラマンのおっさんの言うことを聞いてたような気もする。画はカメラマンが把握してるから欲しい画とか繋がりとかの確認をしてたなあ。
13時集合で18時過ぎとかに終わったのかな、早い方だろうね。少年メリケンサックのT-シャツとお弁当とお茶をもらって病院の前で大阪から来て一番よく話した人と一緒に飯を食った。
うーむ、金がかかってるなあという感じはした。さすが期待値が高いだけに制作費は多いんだろうな。
いやあ、宮崎あおいきれいだなあと思いガン見しときました。
その後、初台に住んでる専門の先輩で最初のバイト先の友達でもあるノンが会社を終わるのを待って飯というか飲みに行った。でも昨日起きてからすでに30時間以上寝てなくて眠かったけどなんとか大丈夫だった。
ノンとアジアンカフェみたいなとこに行ってつまめるものを頼んで酒を飲んだ。隣のテーブルにすっげーソバージュみたいなパーマの髪の長い日本語べらべらの外人さんがいた。見たことあるけど名前が思い出せなかった、タモリ倶楽部とかテレ東で見たことぐあぁっ!
彼が帰る時には他のお客さんが一緒に写メ撮ってもらっていた。
帰って調べたら「ROCK FUJIYAMA」とかに出てたマーティ・フリードマンだった。
日本語べらべらやんか!
ノンとなんか色々と話して楽しく酒を飲んで電車乗って帰って明大前で下北方面に乗り換えようと思ったら終電終わってた。いつもなら歩いて帰るが寝てなくて飲んでるから諦めて初乗り運賃が上がったタクシーに乗ってしまった。
今回の撮影はライブシーンだったのでほぼ台詞がなくて聞いた台詞が宮崎あおいの「あっ!」と「あっ!!!」だけだった。公開は来年みたいですね。トモロヲさんが飛んでました!うーむ、映画館で観るのが楽しみな作品です。
帰りにコンビニで月マガ「BECK」を立ち読み、後2回で最終回らしい、もう最終回かあ。
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