昨日のダーリン

　「ほぼ日イトイ新聞」の今日のダーリンで糸井さんが「愛のむきだし」観たいけど237分は長いな、そんなに暇ないっていうことを書いていた。 　
　かなりの読者がいるので割合は少ないだろうけど「愛のむきだし」に興味を持つ人もいるんだろうな、で観に行って驚愕したらいい。

　↓「愛のむきだし」公式からのニュース

　なんと、長尺237分の「愛のむきだし」が、 初日の1月31日（土）には全３回の上映全てが満席立見となりました！！ そして、27年の歴史を持つユーロスペース開館以来の 初日興収新記録を樹立しました！

　って！普通は一日四回ぐらい上映できるけどこの作品は時間が長いので三回、だけど当日券は2500円で計算したら座席が145席あるので普通の作品は1800円だから一日百四万ちょい、「愛のむきだし」の場合は百十万ちょいと、一回上映回数が少なくても上回っている。

　だから新記録になるんだけど、客が毎回かなりの数入れば三回上映でも利益はきちんと出るんだな。ただ園子温ファンは公開されてわりと早めに観に行っているのでリピーターか口コミ、西島ファンの女子高生が観に行かないと席が埋まっているとは思えない。

　理由は宣伝もそんなにないし、雑誌某体もメジャー誌はサブカルよりなものに掲載や特集されているので。あとは時間が237分ってのが敬遠されるかなあ、体感時間は短くても映画館に入って終わったら最低でも四時間を越すわけだから。

　ベルリン国際映画際に出品されているので何か賞を取ったりするとまた注目されるんだろうな、国外の映画祭で何か取ることになるだろうけど。ベルリンのテーチ・インで、

　 Q：日本にはヘンタイが多いのですか？ 園監督:ほかの国は知りませんが、人間はみなヘンタイだとおもいます。（笑）←ここで会場から大きな笑いが！

　とか受けもよかったみたい。まあ主人公が盗撮界の貴公子ですからね。もう一回ぐらい終わりぐらいになったら行こうかな、女子高生とか少なそうな最終回とか、あいつら平気で映画観ながら話したりして初日の感動をだいぶ奪われたから。あと映画館でポップコーンとかくそマックを食うやつとか出禁にしてほしい、匂いと食う音って現実だから、非日常な映画館の空間ぶち壊すから。ガキばっかりの映画とか大作の一部なら仕方ないけど、単館系では禁止にしてほしい。

「少年メリケンサック」 http://www.meriken-movie.jp/

　明日から公開ですが、まあ普通に面白いだろうな。どっちも去年エキストラに行ったけどどっちもTシャツもらったな。
　ただ金のかかり具合だと「少年メリケンサック」の方が凄かった印象。スタッフの数とか待機場所の確保とか、エキストラ全員に弁当とジュースとか予算があるなって感じた。

　生・宮崎あおいは可愛かった、ピンクのロッカージャケットがね、似合ってて公開されたら売れそうな気がする。

　最後の方のライブシーンだったからなんとなくネタバレをしているので観に行ってなんであんな状態になったのかを知りたいとは思う。でも、「木更津キャッツアイ」みたいに四回も劇場には行かないだろうし、あの作品はドラマがあって映画化されてっていう流れがあったからファンには思い入れが強いからなあ。

　「木更津」は終わりある日常の中で些細なことから喜びを見つけていくって話だったけど「少年メリケンサック」はそこを継続してるのかな、おっさんバンドがメインだから、ただ面白いだけだと残らないから観るものに何かを刻んで欲しい。

　フリーペーパー「路字」４号完成。

「路字」サイト
http://www.big.or.jp/~solar/rojipost.html

「海難記」
http://d.hatena.ne.jp/solar/20090214

・イーハトーボ
・ほん吉
・kate coffee
・気流舎
に置いてあります。

　昨日はcharlieこと鈴木謙介氏の壮行会に行く。charlieの宮台ゼミの後輩の西田君が幹事でがんばってくれてたくさんの人が来た。charlieの師匠の宮台真司氏も来られてcharlieに激励の言葉を。そういえば宮台さんの顔って俳優の大森南朋さんに似てる。
　去年は本当にcharlieの関係でいろんな人に会わせてもらったりしてお世話になっただけに、これからどうそこでの関係を繋げていくかと、これからどう動いて行くとか今年はわりとまた変化しそう。
　朝まで楽しかった〜。

カーニヴァル化する社会 (講談社現代新書)

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