Spiral Fiction Note’s diary

物書き&Webサイト編集スタッフ。

『スウィート17モンスター』


 『スウィート17モンスター』の主役の女の子、たまにAKBの指原に見えて、そういえば女の子のこじらせもので指原さん出てた映画を同じくヒューマントラストで観たような、『薔薇色のブー子』観たわ。『スウィート17モンスター』はきちんと自分と向き合って成長する女の子の話だった。
 原題は『The Edge of Seventeen』なんだよね、だから邦題の「モンスター」っていうのは母から見た理解できない娘って意味なんだろうけど、別に女の子はモンスターじゃなくてこじらせるだけだったけど、こっちの方がウケそうな気がしたのかな。
 父が亡くなってから、母とぶつかり世渡りの上手な兄を嫌っていたネイディーンは嫌な自分を受け入れたくないから、嫌味だったり攻撃的だったりしたわけだけど、当然彼らも夫や父が亡くなって傷ついていた。そのことを彼女は考えれることができなかった。幼かったのもあるだろうし、他者への想像ができてなかったのだろう、そして、自分が嫌になったりしてそのことに気づいて受け入れて変わろうとして終わる。そういう意味でいいティーン映画だと思った。