Spiral Fiction Note’s diary

物書き&Webサイト編集スタッフ。

『アズミ・ハルコは行方不明』





監督:松居大悟
原作:山内マリコ
脚本:瀬戸山美咲
出演:蒼井優(安曇春子)、高畑充希(木南愛菜)、太賀(富樫ユキオ)、葉山奨之(三橋学)、石崎ひゅーい(曽我雄二)、菊池亜希子(今井えり)、山田真歩(吉澤ひろ子)、落合モトキ(川本)、芹那(杉崎ひとみ)、花影香音(少女ギャング団リーダー)、柳憂怜(津川ジロー)、国広富之(社長)、加瀬亮(警官・沢井)ほか


2013年に発表された山内マリコの長編小説「アズミ・ハルコは行方不明」を蒼井優主演により映画化。日本中どこにでもありそうな、郊外のある街。この街から独身OLの安曇春子(アズミハルコ)が突然姿を消した。街じゅうに貼られたハルコの行方不明ポスターとともに、彼女のポスターをモチーフにしたグラフィティアートが拡散されていく。ネットでは、男だけを無差別に襲う女子高生ギャング団とハルコポスターのグラフィティアートとの関係性が噂されはじめて……。失踪前と失踪後、ふたつの時間軸を交錯させながら、現代女子の生きざまを描き出す。安曇春子役の蒼井は、「百万円と苦虫女」(08)以来の映画単独主演。監督は「アフロ田中」でデビュー以降、「ワンダフルワールドエンド」「私たちのハァハァ」などを手がけている松居大悟。(映画.comより)



 新生・新宿武蔵野館にて鑑賞。山内マリコさんの原作小説は単行本が出た時に読んでいて、バンクシー『イグジットスルーギフトショップ』と『スプリングブレイカーズ』という今はなき単館映画館の雄だったシネマライズで観た作品を元ネタや発想元にしたんだろうなって思って、面白くそしてヤラレタって感じがしていた。
 音楽が環ROYて最後のスタッフロールで気づいた。だったらエンディング曲はチャットモンチー環ROYとコラボとかでもよかったんじゃないかな。でも、女の子の映画だからチャットモンチーだけの方がいいのか。
 最後の終わりかたは小説を読んでないと詳細わかんないかもしんない、あと蒼井優が『オーバードライブ』から地続きかと思う部分がちょいと出てきた。