『喋りたい人』vol.01行ってきました。西野さんに角田さんに談慶師匠とお世話になっている方々ばかりでやっぱり楽しかった。
西野さんがMCなんだろうけど、一番芸人さんではない角田さんが進行されているという、談慶師匠は家元の談志師匠の側で見られていたからこそ天才は迫害される思考がワープするという話をされていて西野さんと談志師匠の重なる部分を話されていた。
お話に出た「2045年問題」人工知能が人類のIQを圧倒的に凌駕するであろうといわれていること。人工知能が人工知能を作り出していくそんな未来。
人間の仕事はどんどんなくなる、その時あなたはなにをしますか?という問いかけ。僕は前から新しい未来の思考や地図を書いている人はSF小説とかわりと読んでいると思っていて、読まれてなくても実は近しいことを言われていると思っている。
SF的な想像力というものはたった数年とか先を見ていない、何十年、何百年先の想像力を持たないと実は生き抜けないということを本能的に察知されているからだろう。
実は今、現在の時代は「幕末」なんですよというお話もそれに繋がっていた。確かに坂本龍馬は幕末に、明治維新前に暗殺されたので当の本人は自分が幕末に生きていたなんて知らない。だって、明治維新が起きてからだいぶ経ってからあの時代は「幕末」と呼ばれたから。その時に生きている人間は幕末を生きているなんて微塵も思っていない、まず言葉がなかった。
約150年前に明治維新が起きたと思うとすごい。曾祖父母とかその上の世代が生きていた時代から今を想像できてた人はおそらくいない。
十数年前にみんながスマホを持っているのが当たり前になっていくと思っていた人はほんのわずかだった。しかし、それが当たり前になって世界は変わっていく。
変わっていくものと変わらないものがあって、こういう面白いトークは聞いてると脳の奥の温度が上がるような感じ。
未来にワクワクする方法はたくさんあるはずだけど、それは今「当たり前」と思っていることや常識とはたぶん違う。
みんな同調してないと不安になるから少しでもルールと違うことをすると攻撃する。西野さんの炎上はわかりやすいものの一例だ。でも、前に西野さんにインタビューした時に炎上のプロだからって言われていた。
燃えてるってみんな思っていること、家が燃えてるような炎上だと勝手に思ってるけど西野さんからすると「それただのキャンプファイヤーしてるぐらいなもんやで」という燃え方だったりする。
みんな燃えてるとなんやかんや言って近づいてくる。その熱を感じたいとは思う、だけどその火の中に入りたくないし近くには寄ってこないから実はその本質を捉えきれられてなかったりもする。と談慶師匠が最後に言われていたなにかを燃やすって話に強引に結びつけみました。
『喋る』
思考すること喋ること結びついているのに
零れ落ちてしまうもの
それをうまく零さないようにする
だけど零れ落ちていくものがある
たぶんそれをうまく説明するために
なんとか形にするために人は話すんじゃないかな、って
話すことは伝えること、伝わらないこと
その差異ができるだけ薄くなるように
でも、話さないと自分の中で腐敗していまう
芽を出すためには自らの外に出すしかない