前に兎丸さんが谷崎潤一郎『春琴抄』をモチーフにした撮影のモデルしたんですよって言ってた雑誌『プロフェッショナルトーキョー』、Amazonで頼んでたのが来た。ほぼ兎丸愛美な一冊。ヌードはないけど色気があるし、やはり視線が素敵でした。
『まどろむ』
まどろみながら夢を見ていたい
誰かに愛されるような甘さを
誰かに羨ましがられる憎さを
誰かを貶めてしまうような皮肉を
まどろんだ先で誰と一緒にいたのか
それすらもモザイクな心象風景になる
雨が降り出して空中に浮かんでいた塵が地上に落ちた
クリアな視界になったまどろむ世界
なにがまどろんでいたのかを知らないままに
塵と埃が消えた世界は綺麗すぎて目がくらむ