Spiral Fiction Note’s diary

物書き&Webサイト編集スタッフ。

『神様なんかくそくらえ』『ソークト・イン・ブリーチ』

  新年一発目の劇場で観る映画はシネカリテで『神様なんかくそくらえ』を。ホームレスでドラッグ中毒な連中の話。
 あらすじでこのMVみたいだなと思ったらまあこの雰囲気だった。主人公の女の子が元ももクロ早見あかりぽかった。 うん、面白くはなかった。


The Smashing Pumpkins - Try, Try, Try




 新宿から渋谷にチャリで移動してヒューマントラスト渋谷でレイトショーで公開している『ソークト・イン・ブリーチ』を。カートの死についての検証ドキュメント。途中から真実とかよりも『ラストデイ』が観たいなって思ったのは正直なところ。関係者のインタビュー(探偵とか警察とか、コートニーとかはもちろん出ない)とカートが亡くなる数日前のドラマパートと交互に展開する作品。ちょっと単調というか監督の思惑は当然あるのでカートの死因はこうだったんじゃないかって方向に編集されているし向かっていく。ドキュメンタリーといえど素材を編集する時点で真実や事実は監督の思うように加工されていく、現実を取ろうが実在の人物が語ろうがそれは編集によっていかようにも変わる。


Nirvana - About A Girl (MTV Unplugged)




『たったひとりの女の子』
彼女の視線はどこか哀しげだ。
いちど何かを諦めてしまったようなそんな温度、絶望を知っている光。
僕はその瞳に期待する。
哀しそうな顔の君が笑うのを見たい。でも、その笑顔は僕だけにと思う。
そんなこと不可能なのに。
とびっきり素敵な女の子、いつもは不機嫌な女の子、君の冷たい視線。
僕は君の隣で笑っている顔を見たい。だけどその微笑みも諦めの先にある。
君が幸せになればいいなとどこか他人事、僕は君を笑わせることができない。