Spiral Fiction Note’s diary

物書き&Webサイト編集スタッフ。

『溺れるナイフ』


監督:山戸結希
原作:ジョージ朝倉
脚本:井土紀州、山戸結希
出演:小松菜奈(望月夏芽)、菅田将暉(長谷川航一朗)、重岡大毅(大友勝利)、上白石萌音(松永カナ)、志磨遼平(広能晶吾)、斉藤陽一郎(直樹)、嶺豪一(蓮目匠)、伊藤歩夢(竜太)、堀内正美(航司郎)、市川実和子芽衣子)、ミッキー・カーチス(鉄男)ほか






映画化された「ピース オブ ケイク」でも知られる漫画家・ジョージ朝倉の同名少女コミックを実写映画化した青春ラブストーリー。東京で雑誌モデルをしていた少女・夏芽は、父親の故郷である田舎町・浮雲町に引っ越すことに。自分が求めていたものと大きくかけ離れた田舎での生活にがっかりする夏芽だったが、地元一帯を取り仕切る神主一族の跡取り息子コウと出会い、彼の持つ不思議な魅力に心を奪われる。そしてコウもまた、この町では異質な夏芽の美しさに次第に惹かれていく。「あの娘が海辺で踊ってる」「5つ数えれば君の夢」など少女の過剰な自意識を描いた作品で注目を集めてきた新鋭女性監督・山戸結希がメガホンをとり、「MOON CHILD」の井土紀州が共同脚本。キャストには夏芽役に小松菜奈、コウ役に菅田将暉と旬の若手俳優が揃った。(映画.comより)



 『溺れるナイフ』は衣装が伊賀さんで作中の写真は佐内さんか、『ジョゼと虎と魚たち』と同じやなぁとエンドロール見て思った。


メルマ旬報読んでる人にもぜひ読んでほしいインタビューです。伊賀さんさすがだなあ、と改めて。
『SCOOP!』『何者』『溺れるナイフ』ーー話題作の陰にこの人あり 伊賀大介に訊く、日本映画の「衣装」の現在
http://realsound.jp/movie/2016/11/post-3153.html


 劇場は女子高生や女の子たちばかりでした。やはり主演の二人は今その辺の世代に人気があるってことなんだろうか、なんか編集ではしょったのか?と思うぐらいな感じがあったんだけど、原作読まないとわからない気もした。
 感情の高まりとか気持ちが映像では続いていない感じはあって、でも、見ていれるのは役者たちの存在感だろうか。ビジュアルとして小松菜奈菅田将暉は強いなと思う。
 山戸監督はここから一気にメジャーな監督に駆け上がっていくんだろう、僕にはちょっと響きづらかったけど、観に来ていた女の子たちが夢中になっていればそうなるのだから。
 夏芽の母が市川実和子さんだったけど、山戸さん岩井俊二監督『リリイシュシュのすべて』好きだと前にインタビューしていたから、その作品に出ていた市川さんに出てもらったんじゃないかなと邪推している。