『聖なる侵入』

　『花とアリス殺人事件』（2月20日公開）のノベライズが、2月6日（金）
に発売。作家・乙一氏自ら書き下ろした、もうひとつの『花
とアリス殺人事件』となると乙一さん好きとしてはやはり読まねばなるまい。
http://www.shogakukan.co.jp/books/detail/_isbn_9784093864053

　『すばる』最新号の表紙にトム・ハンクスの短編小説ってあるんだけど。トム・ハンクスが小説を書いているのはいいし面白そうだがなぜに『すばる』に掲載されたんだろうかという謎のほうがあるんだよなあ。古川さんの『あるいは修羅の十億年』二話が載ってたら買う。

　フィリップ・K・ディック『聖なる侵入』新訳を。僕が生まれた頃に死んだディック、最後に死ぬ前まで書いていた『ヴァリス』シリーズ三部作の二冊目。 創元推理文庫のやつ読んでるけどかなりぶっ飛んでるし狂ってるがなにかが突き刺さる。新訳だとどのくらい読んだイメージ変わるだろう。

花とアリス殺人事件

すばる2015年3月号

聖なる侵入〔新訳版〕 (ハヤカワ文庫SF)