『Boon』 - Spiral Fiction Note’s diary

ストリート誌「Boon」が6年半ぶりに復活 30代〜40代向けに一新
http://www.fashionsnap.com/news/2014-10-08/boon-14aw/

　十代の頃に買ってた『Boon』が復活らしい。樋口さんの担当もされていた牧野さんは昔『Boon』の編集をされていたらしい。大人になってそういう人に出会うとなにか不思議だ。
　この雑誌のターゲットは当然僕ら三十から四十代の読んでいた世代。その世代ぐらいで雑誌を買うという文化がおそらく終わっているから、その下はもう気がついたらネットがあったりするのでいつも買う雑誌があるという人の割合はだいぶ下がっているだろうし人口比でもどんどん若者は相対的に数が少ないのだから売れないわけで、ネットの影響もあるけれど雑誌がどんどん休刊だったり廃刊されていったのはしょうがない流れだったのだろうけど。
　表紙が広末さんというのはその世代のアイドルだった人だからマストな人選だと思う。docomoのポケベルのCMでの瑞々しい可愛いショートカットの女の子の輝きは圧倒的だった。今のようにアイドルは何十人いるという団体ではなくモー娘。もまだ出る前だった頃に女優になる前のCMで見かけるあの美少女はみたいなアイドルでもあり歌も出していた広末さんはやはり眩しかったのだ。あの時ポケベルのCMで彼女が履いていたのはエアマックス９５だったりするわけで。

　僕たちが思春期を過ごした９０年代という季節が時を経て影響を受けた世代が活躍できるであろう三十代から四十代に入るこの数年でいかに面白くリニューアル、リボルト、影響を受けたものと時代なの流れとマッチして新しいものになっていくのか、あるいはならないのかがはっきりするのがたぶんオリンピック手前の２０２０年辺りなんじゃないだろうか。たぶんだけどね。

　

　十日発売の樋口さんの新刊『二十五の瞳』をいただきました。諸々あって。で、皆既月食だぜ！見に行こうぜ！というわけで見ながら少しお話をした。