昨日はなぜかずっと大森さんのファーストを聴いていた。
大森靖子『君と映画』Music Video
仕事を早上がりして池袋にあるあうるすぽっとに。その前に渋谷まで帰って大盛堂書店さんに。映画活動家・松崎まことさんの映画本選書フェアを二階フロアで今月中開催です〜。
椰月美智子『恋愛小説』文庫本フェアに『かっこうの親 もずの子ども』文庫も追加されてます。
副都心に乗って雑司ヶ谷で下りて劇場に向かう。歩いて十分ぐらいなものかな。樋口毅宏さんの小説『さらば雑司ヶ谷』『雑司ヶ谷R.I.P.』の舞台ですね、ただ「さらば雑司ヶ谷」って言いたかったらここで下りて歩いていったわけですが。
http://www.owlspot.jp/performance/141002.html
あっという間に、出会って恋に落ちて結ばれて。あっという間に、死んじゃって。 それがころころ転がって、いろんな時代いろんな場所で、何度も何度も生まれ直して。 それでもまた死んじゃって。
ロロ主宰・新進気鋭の若手演出家として注目を浴びる三浦直之が、音楽にポップユニット口ロロ・三浦康嗣と、 主演に女優としても活動するボーカリスト後藤まりこを迎え、シェイクスピアに初挑戦。
『ロミオとジュリエット』を「永遠のボーイ・ミーツ・ガール・ストーリー」として大胆にアレンジし、 クロスジャンルな舞台表現を目指します。
ロミオ〜やいくつかのラブストーリーをサンプリングしてバラバラにして最後に残るものを何度も繰り返し繰り返しやっていた。ロロの三浦さんの表現は視覚的聴覚的に強くてカオスだ、台風みたいなボーイミーツガール。出会いと別れを繰り返す永遠の中で出会いの瞬間だけがリアルな刹那。
冒頭でのDJのレコードを使った感じなどはやはりサンプリングというものを通じてどう物語を構築するか、すでに多くの人が知っているであろう『ロミオとジュリエット』みたいな作品から途中でアイコンのように使われたラブストーリーのドラマの台詞や曲たちは冒頭のシーンですでに彷彿させていたので前半部分の『ロミオとジュリエット』を早めに三浦演出でやったあとの後半部分の生まれ直すことでの繰り返しはオマージュとサンプリング、n次創作が当たり前の世界で表現はゼロではなく既存のものをいかに自分のフィルターを通して抽出して違うものにしていくのかというのを本気で見せようとしていた感じがする。
ただ、後藤まりこの存在感や歌もいいし歌って踊るシーンは演劇的で素晴らしいけどそれである種強引に物語を進めている感じはある。が、がなのだが演劇と言うのもは目の前で起きる出来事や空間を観客もそれぞれの想像力で共有していくものだから、その強引さは必要だ。ある種のリテラシーのようなものが。
三浦さんのカオスに見えるものの中から現れてくるものが言葉にはならないようなもの、灰のように紙片のように残った言葉の先にあるものを受け手がどう感じるかしかないのだろう。だからやっぱり演劇は強いしズルいのだ。
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