Spiral Fiction Note’s diary

物書き&Webサイト編集スタッフ。

『何を作ったのかまだわかってない感じ!』


 お昼前にユーロスペースにて『まほろ駅前狂騒曲』を観る。原作は発売した時に観ていたので内容は知っていたし大根仁監督のテレ東の番外地だっけなは大好きだった。ただ、映画版の監督の大森さんの今まで何作か観た映画、前作のまほろもあんまりのれなかったので不安だったけど、途中でねむくなっちゃった。うん、最後の方の一悶着ってやっぱり映像でやると難しいし、前半のテンションとだいぶ違うからなあ。まあ、多田と行天のやりとりみたいならドラマ版がオススメなのかなって。







 東京の守護である神田明神さんに行ってきて神頼み。いろいろあるけどまあ気持ちをあげるためにも。自分の行動も気持ちもあげるためにも。あとは動くのみだ。おみくじは8番で大吉だったけどこれ二年前かな、来た時も同じ番号で同じ内容だったような気がする。




 樋口さんの『愛される資格』 の最初の方の湯島ラブホはこの地帯かな。大叔父の初生雛鑑別師について調べるときに畜産技術協会に来た流れで湯島天満宮に行ったからなんとなくわかるけど。神田明神から歩いて湯島天満宮に。そのまま歩いて神楽坂にできた新潮社のラカグに行こうと前日から思っていたのでスマフォ見ながら歩いていく。



秋と観覧車と私のにくたい(元ネタは乙一さんの『夏と花火と私のしたい』よりでした)



 四十分ぐらい歩いたら神楽坂に着いた〜。





 樋口さんのオシャレ仕事。古川さんと樋口さんが並ぶとはねえ、オレ得だな。文章書いた紙をもらって一階のお茶とかお酒飲める所でお茶をしてまったりする。古川さんの文章に鴉が出てくると嬉しくなるね。





 新潮文庫ドドーーン! フォークナーの【ヨクナパトウファ譚】四作目『サンクチュアリ』を購入した。かなりダークな雰囲気あるけど。重厚な作品読みたかったし。サーガもの大好き。


 諸々と時間を潰して20時前にワタリウム美術館に行く。地下のオンサンデーズで西島大介×タカノ綾×松井みどり『何を作ったのかまだわかってない感じ!』のトークイベントに。松井さんのテンションがどんどん上がっていく感じでノンストップな二時間少しだった。タカノ綾さんの絵は何度か観たことあったけどお名前と一致していなかったけど松井さんの説明でパソコンからスクリーンに映し出された画集の絵は境界線のない感じがした。西島さん同様にタカノさんも2011年の震災以後受けた影響か環境の変化なんかイラストや絵に大きく影響を与えていた。



 終わったあとに松井みどりさんに見せていたけどこれ縫ってるのがすげえ! タカノ綾さんの絵に感じる境界線がないような天井界と地上界が地続きな閉じられない開かれてる世界だった。終わる頃に松井さんがタカノさんとの絵を見て浮かんだから持ってこられたお父さんが持っていらしたものらしい。確かに巻物もだけどこの織物はパターンなんだけどすごくて閉じてない感じがすごいある。タカノ綾さんの絵もそういうものがあってそれはとても日本的なものであるみたい。海外にはない感じ。巻物はその流れで考えればマンガの源流だと言えるだろうし終わって松井さんに見せていただいてお話を聞かせてもらって脳内に浮かんでたワードが結びついた感じがすごくした。


 あとスイガドウくんとも終わったあとに話したけど西島大介3daysイベント記事の依頼してくれたら文章書くのになあ、初日はマンガ、二日目はアイドル、三日目は美術と客層まったく被らなかったしジャンルクロスオーバーした面白い記事になりそうなのにね。まあ、僕はメモ取らないのでもう書けないけど。




 西島大介さんのスタンプラリーでいただきました。石にかぼちゃさんイラスト。



 西島大介作品集『くらやみ村のこどもたち』に『美術手帖ティム・バートン特集で描いたシザーハンズお願いした。

まほろ駅前狂騒曲

まほろ駅前狂騒曲

夏と花火と私の死体 (集英社文庫)

夏と花火と私の死体 (集英社文庫)

さらば雑司ヶ谷 (新潮文庫)

さらば雑司ヶ谷 (新潮文庫)

LOVE (新潮文庫)

LOVE (新潮文庫)

サンクチュアリ (新潮文庫)

サンクチュアリ (新潮文庫)

すべてがちょっとずつ優しい世界

すべてがちょっとずつ優しい世界

西島大介作品集 くらやみ村のこどもたち

西島大介作品集 くらやみ村のこどもたち