Spiral Fiction Note’s diary

物書き&Webサイト編集スタッフ。

環ROY presents 「ラッキー vol.2」&『かぐや姫の物語』

昨日26日は仕事終わってからシネマライズの地下にあるwwwに『環ROY presents 「ラッキー vol.2」』環ROY+Friends[戸高賢史(ART-SCHOOL),山本晃紀(LITE),蓮沼執太,三浦康嗣(□□□)] / ART-SCHOOL / LITEを観に行った。


ステージのすぐのフロアに段差があって高さがある二段目と三段目がある感じで三段目の一番前のバーで観る。ちょうど高さ的にステージを少しだけ上から見る感じで観やすい。
撮影で古川日出男さんのイベントを撮影している河合さんがいらしたので挨拶。8日の郡山での『朗読劇 銀河鉄道の夜』のこととか。
http://milkyway-railway.com/


最初はLITEから歌なしの轟音なインストゥルメンタルスタイルのポストロックで気持ちいい。ただ、僕はこの手の音楽聴いてるとうとうとしてしまうのだ。シガーロスを初めて国際フォーラムCで観た時もイスありだったから余計にだけど何度か落ちたし。


それからART-SCHOOL。ずっと知ってるし八年ぐらい前に下北の居酒屋でバイトしてるときにメンバー全員でよく飲みに来ててどんだけ仲いいねんと思ってたけどライブは初めて観たのかな。ドラムとギターが特にキレッキレでいいわあ。木下さんは園子温監督が演出した寺山修司展『ノック』での「グレイテスト・ヒッツ・テラヤマ」にもギタリストとして参加しているのを観たぐらいだったがめっちゃカッコ良かった。
環ROYも参加している曲を披露してたりしてそれは来年出るみたい。それを聴きながら浮かんだのがこれ↓


どうしようもない時代にむだみたいな夢を語ろう
光は届かなくて途切れてしまう
それぞれが求める光の先で乱反射させて次の誰かに
君やあなたや彼や彼女に知らない人へ
光は角度を変えながら星座を描いていくから物語が生まれる
そんな願いを
光の速度で祈ってる
いや、光の先で
祈ってる。


目当ての環ROYも初。環ROY+Friends(戸高賢史(アートスクール)×山本晃妃(LITE)×蓮沼執太×三浦康嗣(口ロロ))の感じがすげえよかったし、ギターとドラムの生音でラップだと音源よりも激しくてさらに踊れた。


「ラッキー vol.0」〜環ROY「ラッキー」リリース記念ワンマンライブ〜

↑このメンツでしたね。


環ROY / そうそうきょく @ ラッキー vol.0


聴きたかった『そうそうきょく』やアルバム『ラッキー』の曲もけっこう聴けたし最後の『YES』もすげえよかった。
次は2月18日で環ROY×口ロロ(せいこうさんは来ません)×蓮沼執太×木暮栄一×川崎恒一(バンアパ)だって!!
バンアパの曲を口ロロ三浦さんが歌ったりとかそれぞれの曲をやるみたい。行くしかないっしょ。


明日起きてとりあえず映画なんかあるかなって思ってとりあえず水彩画みたいなあの画がどう動くのかちょっと気になってた『かぐや姫の物語』をTOHOシネマズ渋谷に。明日の夜から深夜過ぎの『SPEC 結 爻ノ編』の最速上映を観に来るんだけどつい観に行ってしまった。


ジブリ作品はヒロインと共になら飛べるわけだが飛んでるのはまるでセックスの高揚感で飛んでるみたいで水道橋博士さんが言ってた昔取材で行ったSMの超テクニシャンにイかされて宙を浮くような『クロニクル』な浮遊のあとには宗教映画なんかこれ?みたいな月から使者。画はすげえんだけどなあ。
アンチジブリな僕が今年二作もジブリ作品観てるんだからすごいと思う。『風立ちぬ』嫌いだけど、宮崎駿教養小説の方向に向かって読んでないけど春樹の多崎もそっちがわみたいだし、ジブリの次回作は児童文学みたいなこと鈴木Pが言ってた。


なんだかもう気分は戦争でもなく海の向こうで戦争が始まるでもなく今まさに戦時下みたいな変な流れの中で戦後民主主義の時代に成長して時代を作った人たちがそっちに行くのは当然の流れなんだろうか。

ジブリや春樹を(象徴的な父として)殺してもなんにもならなくてそれらをアップデートしながら深く潜って現在進行形の今の時代に合う形に変革していくしかないのかなって思う。あんまりわかってないけど。



帰りに路字繋がりのさんの『データを紡いで社会につなぐ』&アイデアインクから出た『ファッションは魔法』新書を。知らないわからない分野もどんどん呑み込まないとね。

ファッションは魔法 (ideaink 〈アイデアインク〉)

ファッションは魔法 (ideaink 〈アイデアインク〉)

ラッキー

ラッキー