Spiral Fiction Note’s diary

物書き&Webサイト編集スタッフ。

『ザ・フューチャー』

 イメージフォーラムにてミランダ・ジュライ監督『ザ・フューチャー』を観る。ミランダ・ジュライの小説『いちばんここに似合う人』を読んで気になっていたので。



現代美術や小説、音楽、パフォーマンスなど多方面で活躍するマルチアーティストで、初の長編作「君とボクの虹色の世界」(2005)も高い評価を受けたミランダ・ジュライが、大人としての責任に向き合い、新たな生き方を模索していく女性の姿を描いた監督第2作。同棲4年目を迎えた35歳の女性ソフィーと恋人のジェイソン。ある日、2人は怪我をした小さな猫を見つけ、パウパウと名づけて最期を看取ると決める。そのことをきっかけとして2人の心境や生活はゆるやかに変化していく。お互いやりたいことをやろうと、仕事を辞め、インターネットを解約して、自分の内なる声に耳を傾けて生きようと決意する。(映画.comより)




 かなり眠気を誘った。特に中盤ぐらいが。あのおっさんとどうこうなる前ぐらいから。ミランダ・ジュライは確かに雰囲気がある人だとは思うしなんか浮遊感がある。彼女の感じはどことなく病んでる感じがしなくもない。


 『(500)日のサマー』も苦手なんだけど『ルビースパークス』もどっちも思った通りのオチで終わるし響かないから僕には文化系要素少ないからかなあとか思った。『ザ・フューチャー』よりは『ルビースパークス』の方が面白かったかな。でもミランダ・ジュライ小説は面白いと思うから人に勧めるけどこの映画は合う合わないだいぶありそう。なんつうかこういう感じの映画が僕は苦手なのかな。


最近のツイート
・『文化系トークラジオ Life のやり方』で黒幕(長谷川さん)が言ってるけどLife出身とも言える人たちがラジオだけじゃなくてテレビやいろんな場所で活躍している。Lifeに出たいと思われるような番組にしたいという想いと出た人の活躍が今いろんな場所で花開いてるのをこの数年で感じる。
ゲッサン連載の『MIX』やっと読んだ。いやあ、西村くんいいね、きっと遺伝なのだろね、あのキャラ。
・織り成す世界は壮大なジョーク 僕には冗談にしか聞こえない 君は息をしてる 君は息をしてる People in the box『八月』
・よんちゃん岸田賞をとっちまえ! RT @pulfujiko そして『りんご』! 嬉しい。あの作品が残ったことに希望感じる。そして、願わくば……!
ウェス・アンダーソン監督『ライフ・アクアティック』観てたら思いっきりシガーロス流れてるやん。
・『文化系トークラジオLifeのやり方』のcharlieのインタビュー部分読んでてて思ったけど次回のテーマ「友だちの作り方」に通じてるけど共に時間を過さないと作れない関係性があるわけだよね。互いの呼吸が互いの細胞の中に取り込まれていく、だからこそ引き離される時には痛みを伴うような。
野島伸司脚本で印象的なのは『未成年』第一話でヒロが兄貴の恋人のモカの傘の色が赤だったらオレにもまだ脈はある!っていうシーンで桜井幸子カーペンターズの曲と共にその傘で現れて一話終わるんだけど『あいくるしい』で桜井幸子がある少年の母親役で初めて画面に出るときにさしている傘の色は同じ
ジュディマリの『クラシック』ってもう世代的には(登場人物たち)三十代前半は高校生だからなあ、脚本家の坂元裕二さんきちんと設定してるのね。
・まさか瑛太の弟の永山絢斗主演『ふがいない僕は空を見た』繋がりで窪田正孝が『最高の離婚』にも出てくるのか。窪田くん永山兄弟主演作品でおいしいとこ両方持って行く系か?


水道橋博士さんに『文化系トークラジオ Lifeのやり方』『PLANETS』vol.8を差し上げました。背景がすごいよ博報堂さん〜。


・『藝人春秋』にサインしていただきました。


・園さんふつうにラジオやってるよ〜。『非道に生きる』をラジオで語ってる感じだ!
・諸々違うけど、全然違うけど『地獄でなぜ悪い』に二階堂ふみ演じた女の子を彷彿させる女性の話をしてるなあ、園さん。
・園さんの藝人宣言ってマルチタレントになるってことだったのか!
・昨日の園さんのラジオでのハメラレた話(実際には合意でハメているのだが)が『地獄でなぜ悪い』の元ネタのひとつだというのは面白く、諸々納得できる。園さん『非道に生きる』に書いてあることから新作『地獄でなぜ悪い』までリスナーに興味持たせるしゃべりでさすが藝人だと思った。


・『最高の離婚』で「なにこのくだらない歌。安っぽい花柄の便座カバーみたいな音楽だ」とかつての彼に言われた真木よう子。自分にとっての宝物は他の誰かにはガラクタであるという価値観にはよく出くわす。客観的にはそうだよなあと軽く流せるぐらいの気持ちじゃないと心は死んでしまう。
・『水道橋博士のメルマ旬報』で少しファスト風土化したゼロ年代前半に書いてますが、『音楽誌が書かないJポップ批評 コブクロ 恋愛ソングで泣く!』←をamazonで検索してなか見検索で見ると僕の書いたショート・ストーリー「僕らがいた季節」が読めます。最初にいただいたライター仕事です。


・白石さんの『ほかならぬ人へ』読む。今という一瞬の刹那の中にしか人は存在できないし孤独を感じるのは一人ではなく誰かといる時。真実を突き進めていくとシンプルな答えに辿り着くがほとんどの人は辿り着く前に諦めてしまう。余計な事やしがらみで見えていても手放してしまう、僕らは手を伸ばせるか?
・『ほかならぬ人へ』の解説書いてる新潮の宮川さんの文章読んで浮かんだのはある知り合いで、宮川さんお会いした事ないが感覚や人物像がおそらく似ていると思う。樋口さんが解説褒めてたけどその作家が好きでたまらなくて影響受けた人が書いた解説ほど響くものはない、そこには圧倒的な想いがあるから。


・『ソーシャル・ネットワーク』だってFBやってなくても面白いし、人とうまくコミュニケーション取れない男が作ったもので世界中が繋がる皮肉にも見える現代の神話なわけで固有名詞がたくさんあるほうが本来の意味を越えて孕んでしまう意味が出てきて僕は物語の陰影が際立つと思う派。


紀伊国屋書店Life堂

・『文化系トークラジオ life』イベント準備中です。

・最後はBLか!みたいなツーショットでしたね。


・Lifeのイベントで久しぶりにお会いした塚越さんが水道橋博士さんの『藝人春秋』を読んで面白かったと言っていた。そしてメルマガの事で「芸人目指してるの?」と言われたが違うわって言ったけど文学も藝のひとつだから広い意味ではそうなのかも。


・『水道橋博士のメルマ旬報』はさらに執筆陣が増えていく予定みたいだが、まだ誰も原稿を落としていない! 落としても休載も問題なしよと編集長の博士さんから言われているんだけどね。その事が背中を逆説的に押してる気はするんだよなあ、不思議と。
・Lifeのイベントもそうだけど自分が気になるイベントとかって行ってるとなんとなくよく見る顔の人がいてひとり知り合いになると芋づる的に知り合いになっていく可能性は高いんだよね。


・明日は帰りにライムスターのアルバムを買って帰るのだけが楽しみ。 RT RHYMESTER『ゆめのしま』


・『ライフ・アクアティック』『ダージリン急行』とウェス・アンダーソン監督作品を二作観たので来月公開な『ムーンライズ・キングダム』を楽しみになった。こういう会話のノリ、あとは起きる出来事のバカバカしさとかこういうテンションで描ける日本人監督がいた方が面白いよね。

いちばんここに似合う人 (新潮クレスト・ブックス)

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文化系トークラジオ Life のやり方

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ライフ・アクアティック [DVD]

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藝人春秋

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ほかならぬ人へ (祥伝社文庫)

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ダーティーサイエンス(初回生産限定盤)(DVD付)

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