『東京ハチミツオーケストラ』 - Spiral Fiction Note’s diary

　普段の水曜日休みが昨日出ていたので木曜日の今日が休みになったら雨だった。桜もこの雨でもうあらかた散ってしまうのだろう、雨桜も風情はあるのだがこうなるとすぐに五月になって梅雨がやってきて夏になると蝉が鳴いて一週間後には地上に落下するが暑さはすぐには落ち着かずにあっちーとか言ってて寒くなったねと思ったら今年も終わりだねっていう繰り返される諸行無常な日々というかいつものそれになる。

　いつもは水曜休みで休み明けの木曜日の出勤前に『週刊文春』を買って水道橋博士さんの連載『週刊藝人春秋』を読むのがパブロフの犬と化しているのだが、休みだったので起きて飲み物会に出かけようかなと外に出ると燃えるゴミの日でそうか木曜かと思ってコンビニで出たばかりの文春をゲットするというちょっとズレた日常。

　ラスト四回で石原慎太郎と三浦雄一郎(1)
　初めて知ることばかりだった。石原さんと三浦さんの関係に三浦さんの後釜になった男、その男はつい最近も政治絡みで出てきたしまあ政界という世界もどうもなあと読んでいて思うのだが。ラストスパートにむけて日本の政治を巡るミステリーであり最終回に向けて博士さんが最後の山を登りだした印象が強かった。

　月に二回配信されている『水道橋博士のメルマ旬報』は配信される10日と25日の一週間前が基本的には原稿の締め切りである。編集の原さんからいつも締め切りのメールをいただくのだがたいていの執筆陣はもうわかっているはずである。今日は３日というわけで締め切り日だったので次回配信分のものを修正したりと諸々しながら資料読んだりして書き上げてメールで送信したのは昼過ぎてからだった。
　資料で読んでいたのはチャットモンチーが巻頭特集でインタビューが載っているロッキングオンJAPANの号だった。セカンドアルバム『生命力』が出た当時のもの。BGMはスーパーカーを聞きながらチャットモンチーをという感じで。

チャットモンチー - 真夜中遊園地 LIVE [HD]

チャットモンチー - 恋愛スピリッツ - Budokan [HD]

↑この曲はやっぱり凄すぎるよなあ。

チャットモンチー - MC / 東京ハチミツオーケストラ encore - Budokan [HD]

↑四月、上京してきた人にはピッタリな曲。この冒頭の妹が文字を書きましたって聞いた事あるから武道館行ってる気がする。やっぱり青木とチャットモンチーの武道館観に行ってた。

　午前中にブックオフでもう読まないものを処分してチャットモンチーが二人になってアルバム『変身』出した頃のロッキングオンJAPANとサイズが小さい頃の中村一義さんがデビューアルバム『金字塔』を出してすぐに特集してるロッキングオンJAPANをブックオフでサルベージして近所の本屋に行くと新書コーナーにメルマ旬報執筆陣であるてれびのスキマさんの新著『有吉弘行のツイッターのフォロワーはなぜ300万人もいるのか』が出ていた。

　ナタリーでもニュースになっていた「水道橋博士推薦、有吉ら芸人達の生き方紐解く新書」
http://natalie.mu/owarai/news/113628
　

　僕は基本的に本はあとがきから読んでしまう人なのでスキマさんどんなあとがき書いてんのかなって最初に読んだのは最後の部分で、そこにはメルマ旬報フェスの時にマッハスピード豪速球のガン太さんから受けたインタビューの際に「あなたにとってメルマ旬報とは？」と聞かれた時のエピソードと今ならきちんとこう答えれるということを書かれていた、それは「誇り」だった。
　同様に僕もインタビューで答えているのだけど、確かに楽屋でいきなり各人インタビューされたので誰も最初から答えを用意していない状態で話をしている。僕は「名刺」だと答えている。

　ラボラトリーズ（https://www.facebook.com/lab0rat0ries）の加藤賢策さんにデザインしていただいた名刺の肩書きはライターにしているが特に主立ってライター仕事をしているわけではなく小説家志望のフリーターだし唯一の定期的にある原稿、連載はメルマ旬報しかないのだけど出版関係の方に会う時に名刺を出しながら『メルマ旬報』で連載をやらせていただいてますと言うとかなりの人には通じる。
　そういう意味もあるし、スキマさん同様に地味に創刊時からのメンバーなのでメルマ旬報というチームに所属している感は強いし当然誇りでもある。会社員の人の名刺に会社名が入っているように「メルマ旬報」も僕にとってそういう居場所だなとスキマさんのあとがきを読みながら思ったりした。

　
W流 by WOWOW
http://st.wowow.co.jp
↑で『水道橋博士のメルマ旬報festival』の動画が見れますのでご興味ある方は是非ごらんください。