バイトから帰ってからあるサイトに寄稿するために「Private Top 10s of Last Decade: 2000-2009」=「去る10年間のあなたのプライヴェート・ライフを最も彩ってくれた10枚のアルバム」を選んでそのことについて書いてた。
radiohead「Kid A」「In Rainbows」なんかは入れたかったんだけど外した。僕のプライベート的なことに関することとなるとやはり邦楽アーティストの方が多くなった。「Kid A」の呪い、呪いと形容できるようなゼロ年代の暗さを予見したアルバムだっただけに他の人も否応なく選ぶだろうし、radioheadは大好きだけど僕の人生を大きく変えてくれたという感じがないので選ばなかった。
ただトム・ヨークの発言によってディズニーとマクドナルドのアンチになってしまった部分はある。その辺りも諸々考えると矛盾してる部分はあるし、マック使ってるし、ナイキのスニーカー好きだしとか。
Radiohead - Idioteque [Glastonbury 2003]
[HD] Radiohead - Everything In Its Right Place (Live @ Saitama - Oct 5, 08 - Tokyo, Japan)
宮下公園のナイキ公園化に伴う反対運動でナイキのスニーカー履いていけないし、ナイキのスニーカー好きだけど公園の名前がナイキになるのはなあって思う僕のような人間は立場がどちらにもつけないとか。
radioheadのライブがあれば行くんだけどね。Smashing Pumpkinsもゼロ年代には「MACHINA/The Machines Of God」や復活した「Zeitgeist」があるんだけど選ばなかった。ビリーがスマパン後に組んだZwanは入れようかと悩んだけど。この十年で一番聴いたのはスマパンの曲は「Mayonaise」だろうな、でも90年代のアルバム収録だし。このまま行くと30日にサイトアップする時に載るというか使われるみたい。他の人とだいぶ違う十枚になっていると思う。
ASIAN KUNG-FU GENERATION「君という花」
まあ、この曲が収録されているアルバムは外せませんでした。
で、寝れないから只石に勧められいたホン・サンス監督「浜辺の女」のレンタルしていたDVDを観る。
ストーリー「脚本の執筆に行き詰まった映画監督のチュンネは、後輩の美術監督チャンウクを誘い、旅に出かける。チャンウクには恋人ムンスクとの先約があったが、結局彼女もこの旅に同行することに。シーズンオフのビーチを訪れた3人だったが、チュンネはムンスクに興味を抱き、ムンスクもチュンネに惹かれ、ふたりはいつしかチャンウクの目を盗んで肉体関係を結ぶ…。」
基本的には三角関係かな。話して酒飲んでセックスするっていう流れ。最初は男二人女一人、後半は逆転して男一人女二人っていう三角。ガエル・ガルシア・ベルナル主演「天国の口、終りの楽園。」や山下敦弘監督「リアリズムの宿」に近い、空気感とか話の進み方が。
ダメだなって思うんだけど監督にしろムンスクにしろ、でも人間ってこういう部分があるし、そういうことになるし、なんだかわかってしまうなって思うんだよなあ。カメラが急にズームになったりしてたのがなんだか印象的だった。こういう種類の映画って美男美女が出る必要はないし、必要なのはありえるだろう存在感とか僕らがわかってしまうなって思える演技かなあ。
1時間仮眠してから渋谷のツタヤで返却して京橋駅へ。高塚に誘ってもらった井口昇監督「戦闘少女 血の鉄仮面伝説」の試写が15時半からあったので映画日学校で観に行く。
『戦闘少女 血の鉄仮面伝説』(MUTANT GIRLS -SQUAD-)予告編
監督:井口昇、西村喜廣、坂口拓
脚本:継田淳 原案:井口昇
特殊造形:西村喜廣 VFX:鹿角剛司
出演: 杉本有美、高山侑子、森田涼花、坂口拓、島津健太郎、亜紗美、いとうまい子、津田寛治、竹中直人 他
通常の人間とは違う力を持った三人の少女たちの哀しい宿命とその力を利用する組織との戦いのドラマを、激しいバイオレンス描写とアクションで描く。ミュータント一族の血を引く主人公に、歌手デビューも果たし、本作で本格的な銀幕デビューとなる杉本有美。そして子供たちに大人気の「侍戦隊シンケンジャー」でシンケンイエローを演じ、アイドリング11号として人気沸騰中の森田涼花と、映画「空へ 救いの翼 RESCUE WINGS」で、16歳で主演デビューをかざった高山侑子が杉本と共に戦う強く美しき少女たちを熱演!
タイトルの「戦闘少女 血の鉄仮面伝説」は「スケバン刑事II 少女鉄仮面伝説」からきてるんだろうね。と思いながら観始めた。井口さんいわく「東映ビデオさんの作品なので、過去の東映作品へのオマージュとかもあり、見終わったらスカッとした感じになるとは思う」らしいので完全にそうだろう。
「監督:井口昇×西村喜廣×坂口拓」「トリプル主演:杉本有美×森田涼花×高山侑子」と3人が監督・主演でメインを張っている。
冒頭から杉本有美×森田涼花×高山侑子の3人が敵対する権力者の兵士と戦う。ガンガンに血飛沫が舞い首が飛んだりとこの作品はこういう感じだぜって見せてくる。この時点でアクションとスプラッター的に血が吹き出てというのとヒロイン3人の佇まいというかキメの姿が撮りたくてやったんだろうなと思える。
ある意味では血が出るのとか苦手な人は敬遠するからもしれないが、ホラーと同じで見方を変えると笑えたり面白い部分が出てくる。お父さん役の津田寛治さんとのくだりとかギャグっぽいし、竹中直人さんはおいしいとこ持っていっていた。監督の一人である坂口拓さんは役者としても出てるんだけど京本政樹さんっぽい雰囲気だった。なんだろう、必殺仕事人オマージュ的な顔の白塗りなのか?
戦う制服少女、脚本がというよりも勢いとアクションで押し切る感じはある。あとは顔に血がついていたのにすぐ次のシーンで消えていたりとか、もうその辺りは気にしてないんだろう。撮りたい画を撮っているという感じがする。もうそういうとこをやり切っている感じなのでそこを楽しむ映画。
あとはヒロイン3人のアイドル映画として観るべきなのかもしれない。セーラー服やナース服を着て戦い、白のボンテージみたいな戦闘服を着て戦うアイドル映画と観るとまた楽しみ方も変わってくる。
アクロバティックなアクションやスプラッター的な表現にアイドルという作り手の好きなものをぶち込んで作った映画で、やりたいことをやってるなあと思った。世界でも公開らしい、海外で受ける日本映画はわりと血飛沫が舞ったりする表現があったりするものが多い気がする。三池さんや園さんとかもそういう部分が受け入れられているし評価されている。
海外の人はどう観るんだろう、わりと爆笑しながらアクションシーンを楽しんだりするのかな。五月二十二日から公開みたいです。アイドル映画やアクション・スプラッター的な作品が好きな人にはお勧めです。
「ROCK IN JAPAN FESTIVAL 2010」出演アーティスト第1弾&出演日程発表!
今年はサマソニと被ってたり、金がないのでサマソニのスマパンが出る日も行くかどうかわかんない状態なんだけど第一弾を観る限りはわりとメインは変わらずに、若手のバンドとかけっこう増えてる感じです。
最終日の8日は皆勤賞のDragon Ashがいるし、つうかアルバム出してワンマンさえしてくれれば行くのに。 他にはグループ魂、ZAZEN BOYS、 斉藤和義、the band apart、 The Mirraz、サニーデイ・サービス、モーモールルギャバン、 チャットモンチー、YUKIと観てみたいのは最終日に集まっているがこの時点でこのメンツは1日で観る事はできないのでかなり削られて観れても五組ぐらいになるだろう。
YUKIは一度も観たことないから観てみたいなって思ったりもするけど。今年はいつもRIJに一緒に行く青木と行く感じなのは「NANO-MUGEN CIRCUIT.2010」ぐらい。子持ち土日休めない正社員と金なしフリーターの哀しみがもろに出てる三十路手前。
四畳半神話大系 OP
↑森見登美彦原作「四畳半神話大系」×イラストレーター・中村祐介さん×ASIAN KUNG-FU GENERATION「迷子犬と雨のビート」なノイタミナ枠のアニメ。
「Over Drive」が中一だったっけなあ、同級生の藤井宅でラジオで流れたのを録音したのを聴かされて帰りに買いに行ったの。でもYou Tubeが無効なので「そばかす」にしてみる。
JUDY AND MARY そばかすHD
judy and marry - lovers soul
↑PVはこれが一番好きだなあ、ジュディマリだと。
ブレイクした「Over Drive」から解散した間がちょうど僕がTeenだった頃と被ってる。でも、買ったのって「Over Drive」のシングルだけだったなあ。
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