寒い、というわけで昨日から読み始めたというか再読し始めた大塚英志「リヴァイアサン」の文庫と併読でシオドアスタージョン「夢みる宝石」を読み始めた。仲俣さんにお借りして去年読み切れなかったラスト一冊。
シオドア・スタージョンはアメリカの作家。「孤独」と「愛」をテーマとした作風を特徴とする一方で、奇妙な発想や病的な精神を扱うのが得意な作家でもあり、これらを絶妙にミックスさせた作品群は「魔術的」「キャビアの味」とも評される。なお、スタージョン(Sturgeon)とはキャビアの親であるチョウザメのことであり、彼の第3短篇集も Caviar と名づけられた。『ヴィーナス・プラス・X』は、ジェンダーSFの先駆的名作ともいわれる。
エピソード・「SFの90%はクズである。ただし、あらゆるものの90%はクズである」という「スタージョンの法則」でも知られる。また、1970年代の女性SF作家台頭期には「最近の新人作家でこれと思うのは女性作家ばかりで、例外はジェイムズ・ティプトリー・Jr.くらいだ」(のちにティプトリーも女性だと判明した)という、当時を反映した失言も残している。とwikiより。
今週中には終わるかな。読みやすそうだし。終わったら少しずつ精読本を平らげていかねば、小説半分ぐらい読み終わるぐらいまで新しいのは買わないようにしようか迷う。
ランニング2日目、年末に一週間程走っていなかったせいか2日目にしてけっこう疲れるのが早かった。今日は「タマフル」のザ・シネマ・ハスラー「カールじいさんの空飛ぶ家」を聴きながら走る。さぶい、さぶい、寒いのですよ。雪とか降ったらさすがに走らないんだけども。
ツイッター始めたらブログを書かなくなるというのがなんとなくわかってきた。でも年始になってとくに書くことがないので短めに。あとランニングを続けて体力を付けないといけない、走って風呂入って洗濯して寝るというパターン。起きたら自分の作品を書いて、でバイトみたいな同じような生活習慣をできるだけ早く身につけてパブロフの犬状態に。体力ないうちは走った後になかなか起きれないからそこがネックだ。
走って書いての生活。続けないと成果でない。今年はストイックになろう、うん。そういうことで。
- 作者: シオドアスタージョン,Theodore Sturgeon,永井淳
- 出版社/メーカー: 早川書房
- 発売日: 2006/02/01
- メディア: 文庫
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