昨日はPAYDAY( 山田詠美著にそういうタイトルの作品がある、そういえばこれ読んでから山田さんの小説読んでないなあ)だったので諸々支払いに行った。で、たいてい給料日には角川文庫が出ているので本屋に。
まあ、昨日は大塚英志著「アトムの命題」の文庫を買おうと思ってたのでそれをすぐに手に取って、芸人の有吉さんの新書を買おうかと迷ったり、立川談春著「赤めだか」を買おうか、とか佐々木さんに読んだ方がいいよと勧められた神林長平「アンブロークンアロー―戦闘妖精・雪風」を手に取ってみたり。
でも「アンブロークンアロー―戦闘妖精・雪風」は前作二作の文庫ないから、「うーむ」と思ってなんでかそのTSUTAYAの本屋(だから品揃えが悪いわけだが)でプッシュしている感じの歌野晶午著「さらわれたい女」って文庫を手に取ってそれにしてみた。これは昔中谷美紀主演だった映画「カオス」の原作らしい、映画観てないけど。
古川日出男「4444」12話「なにが、こたつで、だれが、ママ?」
http://mag.kawade.co.jp/4444/2009/09/12_1.html
この間のABCでのイベント(infinite moments/http://d.hatena.ne.jp/likeaswimmingangel/20090921)でこの掌編はやがて繋がって大きな物語にという感じの事を古川さんが言われていた。しかし、今回の12話は今までで一番短い、でも、月に4回更新だから一年で48話、それで本になるぐらいなのか、もう少し二年とかの単位で書かれたものがまとまるのかもしれない。
あと、この掌編については一時間で書いて出来上がったものをゲラとかなくてそのまま編集者に渡ってすぐにサイトに載るらしい。だから短い時もあるのかなって思ってしまう。
これはこれで「LOVE」とかそういうもの、今年は新作小説の発表がなかったんだけど、十一月から来年の四月ぐらいまで籠って書きたいと言われていたので来年は何作か新作が出てイベントの「古川日出男ナイト」がまたあるのかもしれない。
その間にもう一度「聖家族」を再読できる、しかしうちにある仮綴本ですら売られている物よりは薄い感じだけどそれでもかなりの厚さでやっぱりこれは辞書だよなあって思う。
「僕らの音楽」でオノ・ヨーコがゲストでプラスチックオノバンドで歌ってて、ドラムがアラキユウコさんでしょ、ギターがコーネリアスこと小山田圭吾さんで、YMOの細野晴臣さんがベースだし、豪華。だけどオノ・ヨーコ歌へたくそじゃねえ? 前衛家だから表現していく姿勢はわかるんだけど歌は下手だよなあ。芸術作品は少し観たいかも。
あと、息子のショーン・レノンって日本語話せないのかな? おかんと英語で話してるし。ジョン・レノンが神格化されてもこのおばあちゃんが出ている限りその神格化は薄れるよなあ〜。
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