Spiral Fiction Note’s diary

物書き&Webサイト編集スタッフ。

「イー・イー・イー≒シンプルライフ・シンドローム」

 深夜のツタヤで立ち読み。「AERA」(2009.8.31号)の勝間和代さんの連載対談「勝間和代のあの人をまねたい」のcharlie(鈴木謙介)がゲストのとこを読む。いやあ、charlie笑顔っすねえ、勝間さんがcharlieの小顔のせいで顔でかく見えるなあ・・・。
 カメラマンも勝間さん後ろでcharlie前にするとか彼女を立ててあげればいいのに、彼女の連載なんだから。


 いつか勝間さんが「文化系トークラジオ Life」にゲストとかで出ちゃうんだろうか、なんかマジメな話に終始しそうだ、彼女に下ネタとか振れそうなパーソナリティー陣いれば、まだ面白いか、でもギャラが高くて無理っぽ。


 共著とか出したらcharlie、さらに世に出て行くのかな。まあ、それをきちんと狙って勝間さんとか売れている人を使って、乗りこなしてってのもありなんだろうね。でも勝間さんなんか逆に食いつぶして自分の栄養にしそうな強い感じが。


 他のページもパラパラ。マツコデラックスがドーンと。この人前から好きなんだけどこういう人がラジオで縦横無尽に放送禁止用語とか無視で話するの聞きたいな。「Life」もゲイとか同性愛者特集とかする際には彼女、いや彼を。マツコデラックスさんってキムタクと中学の同級生なんだねえ。


 2008年10月8日放送の『5時に夢中!』において、同席していたエッセイストの中村うさぎフェラチオという単語を発したことに関して「不適切な表現」と謝罪した司会の柴田光太郎に対し「なんでも簡単に謝るな」といきなり激昂し生放送中のスタジオの雰囲気を凍りつかせた。その日は番組終了までほとんど発言せずに出番を終えたというエピソードもいいな、視聴者に謝るっても心から謝る気ないならしないほうがマシだ。


 その事に気づいているのか気づかないフリをしているのか。普段からこういうことを言えるってのは批評的には向いているのだろう。


 「爆笑!レッドシアター」でダチョウ倶楽部が出てリアクション王決勝戦やってるのをビデオで見てる。あれっ。あれれ。竜平さんがかなり痩せている、しかもどう見ても嫌な痩せ方の細さだ。ガンとかそういう系の病気した人がなる痩せ方みたいに見える。裸も贅肉で弛んでないし、確実に前よりも細くなってる。ほんとに軽く肋骨出てるんだけど、マジでなんか病気してんじゃないのかなあ、心配だ。


 ダチョウ倶楽部出川哲朗の「リアクションの殿堂」ってDVDは観たいんだよなあ、買うべきか。ああ、こないだ「上島ジェーン」観たからかなり細いって思ったんだ、でも嫌な痩せ方ってあるよなあ。


 タオ・リン「イー・イー・イー」を少しだけ読む。なんか昔(二十歳ぐらい)荒木スミシ作品読んだ時みたいな感じがちょっとした。「シンプルライフ・シンドローム」とか彼の作品がノンカフェブックスってレーベルから新しくなって出てて、「イー・イー・イー」を置いてあった棚のとこに前はノンカフェブックスが置いてあって。で、「イー・イー・イー」置かれたらノンカフェブックスはその下の段になってた。


 これは書店員の狙いなのか、うん狙いなんだろうなあ。僕が読んでなんとなく似てるって思ったのはきっと間違って、何が間違ってるのかどうかは別にしても、間違ってない感想なんだろう。


 で、新刊のとこに伊坂幸太郎「あるキング」って新著が。久しぶりだなあ、前の「モダンタイムス」があんまりしっくりこなかったから期待しとこう。その前の前「ゴールデンスランバー」は映画化で仙台ロケで「アヒルと鴨のコインロッカー」「フィッシュストーリー」の映像化の時の中村監督なのでまあ、大丈夫だと思うんだけど。「重力ピエロ」はけっこう代表作なんだけど映像化失敗してる感じが否めなかった。


「フィッシュストーリー」
http://d.hatena.ne.jp/likeaswimmingangel/20090322

映画「重力ピエロ」+α
http://d.hatena.ne.jp/likeaswimmingangel/20090525


 そういえば映画「ソラニン」の主題歌とかどうなってんだ? まったく情報出さないな。


 しかし、宮崎あおい芽衣子に見えないな。


 今月劇場で観たのは、


ヱヴァンゲリヲン新劇場版:破」二回目。
http://d.hatena.ne.jp/likeaswimmingangel/20090803


色即ぜねれいしょん
http://d.hatena.ne.jp/likeaswimmingangel/20090817


仮面ライダーディケイド オールライダー対大ショッカー」「侍戦隊シンケンジャー 銀幕版/天下分け目の戦」
http://d.hatena.ne.jp/likeaswimmingangel/20090818


「ノーボーイズ ノークライ」
http://d.hatena.ne.jp/likeaswimmingangel/20090824


「ちゃんと伝える」
http://d.hatena.ne.jp/likeaswimmingangel/20090825


 偏ってるなあ、しかし。オススメは園子温監督「ちゃんと伝える」。AKIRACHINTAIのCM出てて、「ちゃんと伝える」の好演を自らぶち壊しているようにしか思えない。


 園さんはオシャレな帽子に赤のチェック柄ってイメージが強い。 実際に会った時もこの感じだったな。


 「破」はカセットテープが27曲目に入るのを観に行くだけでもいいかも。「色即ぜねれいしょん」はなぜかあまりピンとこず。「 仮面ライダーディケイド オールライダー対大ショッカー」はツッコミどころが満載なのとショッカーの人間魚雷が爆笑。「ノーボーイズ ノークライ」は「ジョゼと虎と魚たち」が好きならたぶん大丈夫。


 今月読んだ本は、
 速水健朗著「ケータイ小説的。――“再ヤンキー化”時代の少女たち」、 森博嗣/萩尾望都(原作)著「トーマの心臓 Lost heart for Thoma」、須賀しのぶ著「芙蓉千里」、石田衣良著「ドラゴン・ティアーズ──龍涙」、水道橋博士著「博士の異常な健康―文庫増毛版」、 能町みね子著「オカマだけどOLやってます。完全版」、 高月靖著「南極1号伝説―ダッチワイフの戦後史」、辻村深月著「凍りのくじら」、鴻上尚史著「「空気」と「世間」」、大塚英志, 西島大介著「試作品神話」、読みかけ・森達也著「東京番外地」、タオ・リン著「イー・イー・イー」、伊坂幸太郎著「あるキング」古川日出男著「サウンドトラック下巻」(三回目?)

 
 思ったより読んでなかった。「ケータイ小説的。――“再ヤンキー化”時代の少女たち」読んだ後に地方出身の社員の女の子(七歳下)と話したら「ああ」と色々納得した。「「空気」と「世間」」はオススメというかこれと「不安と孤独のレッスン」を併読するといいと思う。「凍りのくじら」がわりと好きな感じだったので辻村作品読もうかと。石田衣良さんは良い加減に「I.W.G.P」シリーズ終わらす時期だなあって、「ドラゴン・ティアーズ──龍涙」は特に何もない。このシリーズが少しずつ「こち亀」化しているのがどうも気になる。

リアクションの殿堂 [DVD]

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イー・イー・イー

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シンプルライフ・シンドローム

シンプルライフ・シンドローム