25日と言えばそうPaydayっつうわけで家賃振り込んだりとかもろもろの支払いをして残額にげんなりするわけだけど。
名刺を作ったけど残数が少なくなったので追加を作りにロフトに行って、タワレコに行って前からジャケットで気になっていたThe Deer TracksのCDと映画「アクロスザユニバース」のサントラを買った。
The Deer Tracks 'Slow Collision'
今年一番よかった洋画は「アクロスザユニバース」かなあ、ミュージカル風で台詞としてビートルズの曲を歌うんだけど見事に合っていて監督のイマジネーションを体現するCGとの合成が凄くファンタジックで独創的な作品だった。
でパルコの本屋でいい加減に読もうと思ってた宇野常寛「ゼロ年代の想像力」を購入してみた。いろんなゼロ年代のサブカルキーワードが帯に書かれているけど一応日本でのことだけを書いているのかな。まだ読んでないけど。
ロックンロールリヴァイバルについては書かれてなさそうだし、ゼロ年代の世界的なカルチャーキーワードの一つはそれだろうし、でもサブカルじゃないか。
アメリカのストロークス、イギリスのリバティーンズが現れた事により始まったそれらの現象が一気に若手買い手市場になって、特にリバティーンズが現れた事でUKロック勢が世界を席巻したし、彼らが出た事でアークティックモンキーズが一気に世界中で売れに売れた。リバティーンズもアークティックモンキーズもインディー時代からネットで自ら音源を流していたりとかそういう部分も早かった。今だったら当たり前だろうけど。
ディオールオムのデザイナーだったエディ・スリマンがリバティーンズのピート・ドハーティに惚れて衣装を提供し写真を撮ることで彼がデザインしたロックテイストが世界中に広まってパクられた、細タイが広まったのは明らかに彼のデザインをピートが着た事によりロックテイストとして広まった、それを当然のように他のブランドがパクってさらに広まった。
ピートがリバティーンズを辞めてから本格的に活動の場を移したべイビーシャンブルズのライブで自らCDを渡した事でオープニングアクトとなりデビューしていったthe viewのセカンドが来年には出るみたいなので今からかなり期待。
90年代のロックアイコンはカート・コバーンで彼が古着やネルシャツを着ていた事が世界中で古着が流行る一因になった。いろんな意味で影響力のあるロックアイコンは年々少なくなっている、そして彼には歌以外に人生自体がとてもドラマチックで創られた物語よりも物語的だった人生があった。だから死後もなお関連商品が出され、映画化もされる。
ゼロ年代に流星のごとく駆け抜けて後世のバンドの道を作って自爆するかのように消えたリバティーンズは曲もだけどそのバンドの物語がツインボーカルのピートとカールの愛憎劇があり、だからこそ一気にイギリスのティーンに夢を与えて粉々に砕けた。
エピソード・シングル「ホワット・ア・ウェイスター/アイ・ゲット・ アロング」発売日と同日、エリザベス女王即位50周年記念の祝典が開催されており、バッキンガム宮殿内ではロック・スター参加のコンサートが行なわれ、大々的にテレビ中継されていた。彼等はこれに対抗し、宮殿の道挟んだ向かい側でギグを決行。さらにこのシングルをヴァージン・メガストアで万引きする(その模様は後にシングルとなる「ドント・ルック・バック・イントゥ・ザ・サン」のPV中に挿入されている)。こうしてバンドは反体制派のヒーローとしての立場を確立した。シングルは放送禁止処分となったが、全英37位を記録。
The Libertines Don't Look Back into the Sun
最近お気に入りなT.K.G.(たまごかけご飯)は普通にご飯の上に味の素を少々、卵と醤油を、そして缶詰の焼き鳥(たれ)をチンして中の知ると共にご飯の上にそして、卵とやきとりの周りに缶詰のコーンを多めに入れる。そして混ぜる。コーンがいい具合にアクセントになって美味い。
いつものように子猫、しかしかなりデブってきている茶白を捕まえて魚肉ソーセージを餌に遊んでみた。捕まえようとすると逃げ回るのに捕まるとおとなしくなるのはなんでだろう?観念しているのか、餌がもらえるからおとなしくしているのか謎だ。
そういえば古川日出男著「LOVE」の舞台を歩いた時に基本的に天王洲アイルまでは目黒川沿いに歩いたら一匹も猫を見かけなかった。「LOVE」は「ベルカ、吠えないのか?」の犬に対する猫の物語だったんだけど川沿いに猫はいないのか。うーむ。
「LOVE」の続編にあたる「MUSIC」という来年刊行されるらしい作品の一部の朗読が一月に出るCD「MUSIC:無謀の季節」に収録されている。トラック1「 第三次港区うさねこ戦争」というやつで古川日出男ナイトvol.7にて聴かせてもらった。出てきたキャラクターは完全に「LOVE」に出てきた人物だったので確かに続編的な内容だろうけど、あの時点ですら刊行される頃にはまったく違う作品になっているかもしれないと言われたのでCDに収録される朗読部分が小説に取り込まれない可能性は、もちろん、ある。来年にならないとわからないので楽しみではあるけども。
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