「2008年文化系大忘年会」 - Spiral Fiction Note’s diary

likeaswimmingangel2008-12-27

　昨日寝る前に「あらびき団」のクリスマススペシャルを借りたのを見た。この番組の一般には受けなさそうな、ある意味痛さが満開な所はツボにハマる。中田カウスさんがゲストで来てたりとかして東野さんもさすがにそこまで先輩だときついんだろう。
　それにしてもガリガリガリクソンとかが出てもいいものなだろうか、あとほのかさんとかある種放送禁止だと思う。この番組と「やりすぎコージー」はイマヒガチルドレンにはたまらない。

　お笑い芸人の泣ける話という番組を見てたらふつうに泣いてしまって昨日は朝すぎに寝れなかった。年々涙腺が弱くなっているように思う。例えば両親の老いとかそういうこととかが知らないうちに影響しているのかもしれない。

　今日の土曜日である程度の人は年末年始を実家で過ごすために里帰りするんだろう。
　さっきバイト帰りに歩いて帰っていたら朝五時でも人がたくさんいた。昨日の金曜と今日の土曜が飲んだりとかするの最後だからなんだろう。11月に帰った時に思ったのはやっぱり地方がロードサイド化しているということ。
　あんな田舎にツタヤができても、揃えられている商品も、CDはある程度あるけど小説なんか売れているごく一部のものと映像化されているものだけだったし、あれじゃあなんか逆にかわいそうだと思った。やっぱりロードサイド化に合う曲はミスチルの「ランニングハイ」。

Mr.Children「ランニングハイ」

　明日からはロッキングオンのカウントダウンジャパンも始まるし、初日の28日は行けないけど、くるり→少年メリケンサック（木村祐一、田口トモロヲ、ピエール瀧、向井秀徳、三宅弘城、宮藤官九郎、）→Perfume→バンアパ→100s→bonobos観て帰るとか最高だと思うけど。

　28日の深夜からは文化系トークラジオ Lifeの「2008年文化系大忘年会」もあるのでネットで聴くなりラジオで聴くなりと。
　仲俣さんか佐々木さんは「聖家族」をベスト３には入れているのかなあとか思うけど。（http://www.tbsradio.jp/life/index.html）

　で僕がカウントダウンジャパンに行くので行けない29日のエクス・ポナイトの初日を見ていると。

　エクス・ポナイト VOL.3【ポ祭！！！】
　2008. 12.29（月）／30（火）
　会場：渋谷 O-nest（Tel: 03-3462-4420 http://www.shibuya-o.com/）
　時間：両日ともopen 16:00/ start 17:00〜　※開場時間にご注意下さい。
　料金：各日 \ 3,000（drink別）　※ 当日券のみの販売となります。

《12月29日》

　●LIVE／空間現代／にせんねんもんだい／DJまほうつかい AKA 西島大介／大谷能生トリオ

　
　●PERFORMANCE／快快

　
　●TALK＊マイク・パフォーマンス「エクス・ポ第一期レギュラー（ほぼ）全員集合！」吉田アミ、雨宮まみ、松江哲明、福永信、冨田明宏、栗原裕一郎、西島大介、大谷能生、生西康典、藤井仁子、豊崎由美、仲俣暁生、円城塔、萩田洋文、冨永昌敬、スズキロク、佐々木敦、ETC...（全て予定）

　
　＊スペシャル座談会「“雑誌”のサヴァイヴァル」
　矢野優（「新潮」編集長）×品川亮（「スタジオボイス」編集長）×山本充（「ユリイカ」編集長）×太田克史（「ファウスト」編集長）＋佐々木敦（「エクス・ポ」編集長）

　ってあってスペシャル座談会の「“雑誌”のサヴァイヴァル」の出る人って編集長ばっかりなんだけどこれってかなりすごいんだろうな、出版業界の人からすると。まあ両日とも出版関係の人はたくさん来るんだろうけど。初日は出版関係の人がけっこう多いそう。

　30日はのんびり観たいフルカワヒデオプラスとかgroup_inou、大友良英×ジム・オルークのライブ観て「メタ国家論とサブカル（チャー）」鈴木謙介×萱野稔人×東浩紀を聞いて、まあcharlieがDJやっている近くでのんびり飲んでようと思います。

　年末って感じがしないなあ、毎年カウントダウンジャパンのカウントダウン神社でおみくじ引くと年末だなって思うけど。
　東京来てからは年末年始に実家に帰るような愚行（僕的には）はしてないのでお雑煮を食べてません。

　東京って書いて思い出したけど森達也「東京スタンピード」を読み終わった。うーむ、小説としてはどうなのかなあ、僕は森さんはやっぱりエッセイ的な文章の方が好きかなあ、最後の方のスタンピードの方が近未来の小説ってことなんだけどかつて僕もワールドカップの時に渋谷で観た青いユニフォームの集団を暴徒化したような感じになっていて近過去を思い出した。でも考える事が多い作品ではある、オウムと9・11同時多発テロ以降の危機感と自警しようとする集団心理がいつか爆発する時は来るのかもしれない。

　写真はいつもの子猫の茶白。しかし魚肉ソーセージを与え過ぎなのか太ってきている、そしてトロいので玄関先ですぐに捕まえれる。完全な野良猫ではないと思うが、おそらく隣のアパートの人が飼っているっぽい（親子猫を）が、太ってきて動きがトロイとなると猫としてはどうなのだろうか。