Spiral Fiction Note’s diary

物書き&Webサイト編集スタッフ。

フィクションに取り込まれるノンフィクション

 「東京スタンピード」を読んでいると小説の登場人物に黒沢清というキャラクターが出てきた。しかも映画監督で。著者の森達也さんと黒沢清さんは実際に立教大学の映画サークルで知り合いだったみたいだし付き合いも長いのだろう。
 この小説はフィクションだけどノンフィクションの要素が入り込んでいて主人公は森さんよりは若い、僕に近い。ロストジェネーションの世代だけど考え方などは実際の森さんなのだろうと読んでいて思う。


 森さんのエピソードをウィキペディアで見ていたらー映画作りのため京都から出てきた林海象とアパートが同じで、林からデビュー映画の出演を要請され主役の予定だったが、クランクイン直前に飼ってた猫に引っ掻かれ、傷が元で足が腫れて入院。代役に佐野史郎が起用され映画は完成。作品『夢みるように眠りたい』は大ヒット。林や佐野の出世作となった。自分には演技の才能はないと思っていたところへ、その上、運までないかと思った森は俳優の道は諦めた。なお映画撮影中に森も回復したため、警察官役として1シーン出演している。入院中の看護に当たってくれた看護婦と結婚。その後は不動産屋、商社など転職を繰り返したとのこと。


 繋がりというかそういうことで人生ってだいぶ変わるだろうし、それがなかったら森さんは役者だったかもしれない。でもそうだったら「A」とかの作品は生まれなかっただろうとかどう変わるかわからないものだなあ。

黒沢清の映画術

黒沢清の映画術

東京スタンピード

東京スタンピード



SBK(スケボーキング) CDJ08/09のステージにKj&桜井が友情出演!
http://www.ro69.jp/news/detail.html?11600


SBK - EPISODE5 feat.Kj from Dragon Ash


 SBK(スケボーキング) CDJ08/09のステージにKj&桜井が友情出演!
 11月26日に4年ぶりとなるニュー・アルバム『RETURNS』をリリースするSBKスケボーキング)。12月30日(火)に出演するCOUNTDOWN JAPAN 08/09のステージで、復活後初のライブを行うが、なんとそのステージにDragon AshからKjと桜井誠(D)が友情出演することが発表された。
 ニュー・アルバム『RETURNS』には、Kjをフィーチャリングしたおなじみのシリーズ曲“EPISODE V featuring Kj”が収録されており、プロモーション・ビデオでもKjが参 加。そして、12月30日(火)COUNTDOWN JAPAN 08/09(幕張会場)のGALAXY STAGEに登場するSBKスケボーキング)のステージにもKjとドラムの桜井が出演し共演を果たすこととなった。


 ずっと知らなかったけどそうだよな、出そうだったし、Dragon Ashのライブでepisode4とと今年やるたびにSBKの二人来てたし。
 ああ、30日行けたらここは絶対に見たかったな。29日はとりあえず斉藤和義さんとACIDMANサンボマスターは確実に見る予定だけど、サンボマスターとかぶっているサカナクションかなり観たい。「セントレイ」はやっぱりアンセムになっているし、サードアルバムが出たらサカナクションもう一つランクが上がりそう。


サカナクション「セントレイ」


RETURNS(初回生産限定盤)(DVD付)

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セントレイ(初回限定盤)

セントレイ(初回限定盤)


園子温監督「愛のむきだし」公式サイト
http://www.ai-muki.com/
だいぶ公開向けてサイトが充実。最後の方、後半で化けた満島ひかるの存在感は凄い、映画館で4時間観てもやっぱり体感時間はそれほど長く感じない。本年度のベルリン映画祭に、先駆けて「愛のむきだし」正式招待が決定いたしました!ジャンルを問わず優れた作品を上映する“フォーラム部門”に出品されます。とのこと。やっぱり園子温さんを評価するのは日本ではなく先に世界なのか。


 愛のむきだし東京フィルメックス
 http://d.hatena.ne.jp/likeaswimmingangel/20081130


愛のむきだし

愛のむきだし