Spiral Fiction Note’s diary

物書き&Webサイト編集スタッフ。

「少林老女」

likeaswimmingangel2008-06-11

 渋谷のシアターNにて柴咲コウ主演「少林少女」のタイトルをパロッたガキ使のパンチパーマのキス魔のおばちゃんが主演の「少林老女」を観に行った。レイトショーだったけど10人ぐらいは客がいたなあ、ガキ使のファンだな、きっと。


 「少林少女」を観てないのでなんとも言えないがおそらく内容はまったくパロってないはず、「少林老女」はまったくストーリー展開が気にならず、久しぶりに話の流れや登場人物の感情の動きに注目することなく観えた。
 もう、なんか話も観えてるし、おばちゃんを観るだけな感じで、ダチョウ倶楽部の上島竜平がストーリーテラーみたいな語り部的な役割をしているが、とくにお湯がかけられたりとかのリアクションもなく、おばちゃんは一言も発せず!


 おばちゃんは台詞がない!ガキ使でも一言も話さないが、どうやら契約上の問題らしい。昔、二回前のガキ使の「山ちゃんvsモリマン」の観覧に行った時におばちゃんを生で観たが収録が止まり、ラウンドのチェンジをしてる時にはもう一人のおばちゃんや観覧の客にめっちゃ話しかけていた、あの人たぶん話したらめっちゃ話す人だと思う。


 観ながら思ったのはこれってよく企画通ったなって思いながら観ました。大の大人がバカバカしいものを本気でやってるってすごいと思う、疑問はなかったのか?やっつけ仕事か?


 というわけで感情の動きや物語を観たくなったので近いうちに「ぐるりのこと。」を観に行こうと思う。
 法廷画家と妻との10年を描いているらしいが、その10年がバブル崩壊後から9・11の間らしく、90年代から今世紀初頭にかけて起きた実際の事件とその犯罪者たち。宮崎勤による連続幼女誘拐殺人事件やオウム真理教による地下鉄サリン事件など、個人の希望の裏側に存在する社会の負の側面にも目を向けている作品。


 映画館で映画を観たい、時間があればできるだけ。監督のオリジナルならもっと観たい、大作じゃなくてもいいから。
 三谷さんみたいにあそこまで宣伝で出まくってると観に行く気がなくなってしまう。きっとフジテレビが金出してるけど最近大ヒットないから躍起になってるのかな、そんなことを思うとおもしろそうだけどいいやって気になってしまうのは僕だけではないだろう。