Spiral Fiction Note’s diary

物書き&Webサイト編集スタッフ。

「僕たちは歩かない」

 正月二日目。ツタヤに行く、今の所バイトとツタヤにしか行っていない。寝正月じゃないけど昨日ランニングして用事して録画した「ガキ使」を見てたら寝てた。未だに「ガキ使」スペシャル見終わってない、いつも途中で寝ている。とりあえず、スターウォーズの舞台版のレイア姫が梅宮辰夫の嫁・クラウディアでさすがに笑ってしまう、でもその後寝てしまった。


 休憩中に仲俣さんにお借りしたリチャード・パワード「われらが歌う時」上巻を読んでいるがまだ50ページ、先は長い、上巻だけでも500ちょいあるのでまだ十分の一。しかも上巻、今月中に終わるのか心配。


 来月の角川文庫の新刊にサタミシュウ「はやくいって」というのがあった。
http://www.kadokawa.co.jp/bunko/bk_detail.php?pcd=200809000382


 内容/「奴隷になるのは、窮屈な自分から自由になることだと、ご主人様は教えてくれました」――わたしたちを夢中にさせるこの行為、そして高まる快感。ますます淫らに、スタイリッシュになったSM青春小説、最新刊。ってあるんだけど第四弾かな、ということは売れているってことだなあ。結局サタミシュウは誰なんだろうか?


 最初は重松清と友人に言われ、そいつが文庫のシリーズ表紙であるAV女優の大沢佑香の知り合いだから本当だと思ってたら、次に会った時に大沢佑香がなんとか淳みたいな名前だって言ってたって言うから思い当たるのが松久淳とかなんだけど、それもどうかなあ。
 サタミシュウって覆面作家なんだけど、たぶんSM小説を書いているだから普段は純愛物とか書いてそうだが。


 同日発売に石田衣良「美丘」の文庫もあってハードカバーの表紙もいいんだけど一番衣良さんの作品ではこれが好き。一時かなり連発で作品が出てて「I.W.G.P」シリーズは買ってるけど他はあんまり読んでない。あんまり乱発すると読む方も大変だけど、年に一冊ぐらいでも内容の濃いものの方が読者としては嬉しい。
http://www.kadokawa.co.jp/bunko/bk_detail.php?pcd=200810000297



 そういえばこの間仲俣さんと古川日出男作品で文庫になってないの多いですねって話をしてて最初の三作は文庫で「13」「沈黙/アビシニアン」と二作にまとまっているんだけど幻冬舎でハードカバーで出たのに文庫は角川書店からでなんか揉めたんですかねって話してた。


 そういえば角川から「僕たちは歩かない」っていう短い作品がハードカバーで出ているけどあれって短すぎて文庫になりそうにないですねって、あれって文庫化しそうにないなあ。僕もかなり好きな世界観なんだけど、少し時間のズレた感じが。

私の奴隷になりなさい (角川文庫)

私の奴隷になりなさい (角川文庫)

ご主人様と呼ばせてください (角川文庫)

ご主人様と呼ばせてください (角川文庫)

おまえ次第 (角川文庫)

おまえ次第 (角川文庫)

美丘

美丘

13 (角川文庫)

13 (角川文庫)

沈黙/アビシニアン (角川文庫)

沈黙/アビシニアン (角川文庫)

僕たちは歩かない

僕たちは歩かない