初めて古川日出男作品を目にしたのは阿佐ヶ谷の友人宅に「ベルカ、吠えないのか?」があってパラパラと読んで変な独特な文体だなあと思った。
それからしばらくして古川作品にハマって何冊か読んでいるがその最初に読んだ「ベルカ、吠えないのか?」はまだ未読でブックオフにあったので買おうか悩んだが汚いのでヤメておいた。
http://www.bunshun.co.jp/book_db/7/71/77/9784167717728.shtml
↑文春文庫で5月に出るらしいのでそれを買ってようやく読めるのだけど同じ5月発売の所に五木寛之「青年は荒野をめざす」の新装版が出るってあるのだが、何回目なんだろう?
何年か前に安藤政信主演でテレ朝でドラマをした時にも出てたような気がするんだけど。気のせいか?
父が20代半ばぐらいに北アイルランドで農場か牧場をしておた叔父を訪ねて行ったらしいのが、どうやら「青年は荒野をめざす」を読んで触発されたようなことを言っていた。幼い頃は飯を食って酒飲んで酔うとよくその話をされたので幼心にもそれが一番の想い出なんだなと思っていた。
僕はその旅には比較にはならないが日曜に古川日出男「サマーバケーションEP」を真似て神田川〜隅田川、そして東京湾まで歩いた。そう考えると遺伝なのかなあ、読んだものとかにすぐに影響される遺伝子が組み込まれているのかもしれない。
- 作者: 古川日出男
- 出版社/メーカー: 文藝春秋
- 発売日: 2008/05/09
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- 作者: 五木寛之
- 出版社/メーカー: 文藝春秋
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