Spiral Fiction Note’s diary

物書き&Webサイト編集スタッフ。

『ラッキー』


 今日、アップリンクで観た映画『ラッキー』は今の所ぶっちぎりで今年の僕の中で一位です。端的に言って素晴らしすぎませんか、この作品。
 『週刊ポスト』の「妄想予告編かわら版」で書いていたのもあったのだけど、『週刊プレイボーイ』の映画評で高橋ヨシキさんが100点だったのを見て、ヨシキさんがその点数つけるってどんな映画なんだっていう興味もあって観に行ったんですが。

 人生の憂い、終わっていくことに対して優しい目線や想いで作られていました。主人公のラッキーがカフェで元〇〇の人と話すシーンで知らない間に涙が出てきてしまって、最後のタバコを吸うことに関しての彼の言葉、人生というもの人間というもの宇宙というものについてのセリフ、どうしようもならないものへ対してできる唯一のことについて彼が話すことがとんでもなく優しく観れてよかったなと思いました。
 生き様が顔に出るといいます。長生きするとしても短い人生でもいい表情でいれるようにしたいなと思ったのでした。