Spiral Fiction Note’s diary

ライター&Webサイト編集スタッフ。「水道橋博士のメルマ旬報」で「碇のむきだし」、「BOOKSTAND」で「月刊予告編妄想かわら版」、「PLANETS」で「ユートピアの終焉ーーあだち充と戦後日本の青春」を連載中です。

『幕が上がる』


 TOHOシネマズ渋谷の初回を観てきた。半分も入ってなかったのは土曜日の朝一だからなのかもうももクロファンは観ちゃっているからなのか。




監督・本広克行
原作・平田オリザ
脚本・喜安浩平
出演・百田夏菜子(高橋さおり(さおり))、玉井詩織(橋爪裕子(ユッコ))、高城れに(西条美紀(がるる))有安杏果(中西悦子(中西さん))、佐々木彩夏(加藤明美明美ちゃん))、黒木華(吉岡美佐子(吉岡先生))、ムロツヨシ(溝口先生)、清水ミチコ(さおりの母)、志賀廣太郎(滝田先生)ほか



劇作家・平田オリザが2012年に発表した処女小説を、人気アイドルグループ「ももいろクローバーZ」の主演で映画化。北関東にある県立富士ケ丘高等学校。演劇部所属の高橋さおりは、まもなく演劇部最後の一年を迎えようとしていた。個性的な部員たちとともに、年に一度の大会で地区予選突破を目標に掲げたさおりだったが、東京の大学で演劇をやっていたという美人の新任教師・吉岡先生に後押しされ、全国大会を目指すことになる。「踊る大捜査線」シリーズの本広克行監督がメガホンをとり、演劇に打ち込む高校生たちの青春を描いた。吉岡先生役で「小さいおうち」の黒木華、演劇部顧問の溝口先生役でムロツヨシらが共演。脚本を「桐島、部活やめるってよ」の喜安浩平が手がけた。(映画.comより)





 黒木華輝きまくりやないか&ももくろメンバーも作品自体も素晴らしいと思った。本広さんあるいはROBOTつうかフジテレビがやりたがる無駄なカオス出演のサービスみたいなものが本当に蛇足。そこに観客の意識とかくすり笑いないほうがいいのに。それが本広クオリティ。
 めざましの三宅アナが先生役でカメオ出演しているがなぜ出るのだろう。無駄だしももクロ好きなら出ない方がいいとは思う。最後の方の誰かの父親やおじいちゃんとして出る方々ももう終わる間近で無駄な意識を観客が持ってしまう。やっぱり無駄だしああいうのはいらないと思う。それが楽しいとか嬉しいみたいな人の方が多いのだろう、世間はきっとね。だからってそこにレベルを合わせるのって創作者としてどうなんだろう。いい作品だと思うしももクロのメンバーも合ってると思うし、青春ものであり成長劇だからこそ踊るシリーズとかみたいな余計な演出はいらなかったんじゃないかしらね、と思う。
 先月は『BiSキャノンボール』を観て今日は『幕が上がる』を。今週か来週中に『世界の終わりのいずこねこ』を観に行く。アイドルにハマらず推しもいないが彼女たちの時代だし映画を含めいろんな作品が作られているのがこの十年代、振り返るときに思い出すのは彼女たちの笑顔か名前か作品か。