春日さんの『役者は一日にしてならず』読了。それぞれの役者さんの思っていること通ってきた道は当然ながら違う。だが、何十年と同じ道で生き抜いてきた人たちの言葉というのはその信念や思いの結晶だとよくわかる。
人はやがていなくなる。だからこど残しておくということの意味は大きい。時代劇について書かれてきた春日さんだからこそ時代劇の全盛期を見てきた方々の言葉や体験は貴重であり残したいという気持ちが強いのも伝わってくる。
時代劇に興味がなくても、ずっと最前線で戦ってきたひとりの人間の言葉、商業に対しての生き方に対してのそれぞれの言葉がジャンルも関係なく読み人に届く一冊になっている。
多くの方が悪役をすることについて語られていたように感じた。人間の多様性、想像することなんかを考えた。続編が出るのをやはり期待してしまう。
いしだ壱成さんのブログ「アルジャーノンに花束を」
http://ameblo.jp/isseiishida/entry-11994581298.html?timestamp=1425010062
野島伸司脚本監修『アルジャーノンに花束を』にいしだ壱成さんも出演されるらしい。
1995年の10〜12月クールの金10で野島伸司脚本『未成年』があって僕は脚本って仕事を知って物語に興味を持つようになったので実はその年に始まった『エヴァ』よりも僕の人生に多大な影響を与えた作品。
あれから二〇年経ってその枠で野島さんと壱成さんがドラマをやるっていうのは正直九十年代終わらないのかって思う部分もあるけどあの時の中二だったガキは今でも僕の中にいてワクワクしている。
壱成さんが出演しているからという理由で園さんの『奇妙なサーカス』を観たのが実は園作品を体験した最初だったけどその時はエグすぎてダメだった。いろんな作品観て再度見返したらエグいけどすげえなって思うようになったけど。『気球クラブ、その後』も壱成さん出てるから映画館に観に行ったのだった。
Rinbjö 蛇のmean ft. DyyPRIDE
https://www.youtube.com/watch?v=2euaI_7LqJc
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