Spiral Fiction Note’s diary

物書き&Webサイト編集スタッフ。

「流星の絆〜ORION」

 「流星の絆」第六話は中盤戦ということもあり、有明三兄弟妹少し分裂して各自思いで動き始めるという展開。


 功一 (二宮和也)と泰輔 (錦戸亮)のケンカにより静奈 (戸田恵梨香)は血の繋がっていない事が当人にバレて、やっとここからどう三人個人が動いてまた繋がるかと言う大きなポイント。
 静奈の父親、矢崎信郎 (国広富之) の妻・秀子 (麻生祐未) が今回のキーマン。秀子が「ジョージクルーニー」にやってくるところから。静奈の父は静奈の母(りょう)に子供を産ませていた。秀子には知られていないと思っていたが知っており、そして信朗が有明夫妻殺人の犯人だと疑っている。


 静奈が血が繋がっていないことを知ってしまうシーン、その時の戸田恵梨香の顔はすごくいいと思えた。その時に中島美嘉の曲がかかってきて盛り上げる。がっ!その後の「ジョージクルーニー」に功一が帰ると中島美嘉がドラマの中なのに歌ってるっ!!!
 いい曲だけど笑ってしまった。昔のTBSのドラマにあったような、浅田美代子さんと堺正章さんが屋根の上で歌ってたっけ、違う人だっけな。その往年のTBSのドラマのオマージュかと思った。


中島美嘉「ORION」


 秀子と泰輔がラブホに行って静奈に金を渡してと泰輔は自分の正体がバレていた。金は直接渡して言い帰る。据え膳食わぬは男の恥だとは言わないが麻生祐未さんはキレイだ、うん。


 半海一晃さんが出てきて尾美としのりさんレギュラーでしょ、で森下愛子さんも出てるしこの三人はクドカンファミリーだな。


 功一が警察を動かしていくがまあそう簡単に動くとドラマとしてもおもしろくないし、原作がそんなに簡単に展開させてないだろうから、どう考えてももう一山はデカイ展開がないとな。それが静奈が本気で仇の息子に惚れているということが障害としてのしかかるってことかな。


 ネクストクール金10ドラマ野島伸司脚本「ラブシャッフル」のメインキャストが宇佐美 啓…玉木 宏、逢沢愛瑠…香里奈、世良旺次郎…松田翔太、大石諭吉…DAIGO、早川海里…吉高由里子、上条玲子…小島 聖、香川芽衣貫地谷しほり、菊田正人…谷原章介と出ていた。野島ファミリー的な人は今の所なし。


 野島ドラマの常連が何らかの形で出ると噂だけど、野島ファンとして普通に出てきて嬉しいとするといしだ壱成さんに三上博史さん、あるいは桜井幸子さんだな。谷原さんと壱成さんが絡めば13年前の金10「未成年」での兄弟役以来で期待してるけど。


 DAIGOがドラマに出るとなると普段からキャラクターを作ってる人ほど演技させると上手い可能性が非常に高いのでかなりのダークホース、役者として化けるかもしれない。
 吉高由里子はもう化けかけているのでこれで一気に知名度を上げるかって感じかな、前に出てた織田裕二の「月9」はコケたから。
 小島聖さんは阿佐ヶ谷スパイダースの舞台で一度観たけどすごく舞台映えする人でドラマだと暗い感じの役が多いけど明るい役も観たい。「完全なる飼育」がかなりよかったイメージが未だに。
 松田翔太はおそらく「薔薇のない花屋」で野島さんに気に入られて使われているならかなりおいしい役どころになりそう。玉木・香里奈がメインだろうからそこが下手したらドラマ自体が沈没する、まあ問題なく演じそうだけど。


 TBSラジオ 文化系トークラジオ「Life」〜TBS繋がりということで。
 http://www.tbsradio.jp/life/index.html


 番外編タナダユキ監督を迎えて
 『タカダワタル的』『百万円と苦虫女』などで注目の若手映画監督、タナダユキさんをゲストに迎えて、新作『俺たちに明日はないッス』で重要なテーマになっている「17才」という年代についてトーク


 最新作「俺たちに明日はないッス」は今日22日から公開かな。
 脚本が向井康介さんなので観たいと思う部分はあるのだがものすごく興味を惹かれるというまではいかないのでおそらくは劇場に足は運ばないだろう。監督が山下敦弘さんなら絶対に観に行きますが間違いなくね。


 山下×向井「松ヶ根乱射事件」は何度も観たくなる最高傑作、台詞もいいし設定もいいし。実際に何度も観てるけど。山下さんは女の子を撮らせたらキラキラ、男の子を撮らせたらダメダメな感じが素晴らしい。


 来週土曜日に東京フィルメックスに特別招待されている園子温監督「愛のむきだし」がようやく観える。
 ほとんど一年待ったんだ、エキストラに行ってから。だから余計に他の映画に興味が沸かないとも言える。
 園子温特集とか雑誌でやらないかなあ、つうかやれよって思う。またどうせほとんどの映画雑誌で特集とかしないのかな、来年一月公開だけど。


 園子温さんに出会ってから映画に関しての感覚は変わったと思うし、園子温という人の魅力とかこの人は映画を撮るべきために存在する人だと思えた。まあ映画撮ってなかったらどうなんだと思ったこともあったが。
 そういう魅力に一度魅せられるともう無理ってのがあって、たぶん周りのスタッフの人もそうなんじゃないかなって思う。


 映画は園子温さんに出会ってから感覚が変わったし、小説は古川日出男さんだった。やっぱりある種の狂ってる感じ、自分というフィルターから見えた世界を圧倒的に表現できる感じがタチが悪い。モノの見え方や感じ方を変えてくるクリエイターは僕からすると冷静さの中から人間の狂気を発せられる人だなと。


 30日にABC本店で黒田光一写真集『弾道学』(赤々舎)刊行記念「黒田光一×園子温×姫野希美」スライド&トークショー「連続するしかない光 〜 写真は何に加担するのか」http://www.aoyamabc.co.jp/10/10_200811/20081130.htmlがあって29日に映画観に行くから園さんに直接映画の感想を伝えたいのだけど「NORTHERN EDGE TOUR'08 」(サカナクション、monobright 、シュリスペイロフ 、sleepy.ab)とかぶってるっ!!
 ああ、仕方ない。サカナクションの新曲「セントレイ」はかなりよいのでそれで諦めよう。


完全なる飼育 [DVD]

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VOICE (DVD付)(初回限定盤)

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松ヶ根乱射事件 [DVD]

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13 (角川文庫)

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セントレイ(初回限定盤)

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