Spiral Fiction Note’s diary

物書き&Webサイト編集スタッフ。

『PLANETS Festival 2014』



 ひさしぶりに池袋にきた。ニコニコ本社ってパルコの中にあるんだなあ。



【タイムテーブル】
▼15:00〜16:15
荻上チキ×駒崎弘樹
「政治への想像力をいかに取り戻すか」


チキくんが話してたやつ↓
@Session_22 TBSラジオ荻上チキ・Session-22」。自民党滋賀県連が、嘉田由紀子氏の選挙応援活動に関連して大阪成蹊学園に送付した文書(全文掲載)
http://www.tbsradio.jp/ss954/2014/12/post-306.html


宇野「メディア以外にどうリベラルの拠点をつくるか。ネットの外側につくるべきだ。フローレンスは生協2.0になるべきだ」
https://twitter.com/PLANETS_9/status/543658938625835008


宇野「何が政治的かは、結局のところ文化でしか語れないんじゃないか」
https://twitter.com/PLANETS_9/status/543663336869462016


荻上チキ新刊『ディズニープリンセスと幸せの法則』(星海社新書)
http://seikaisha.co.jp/information/2014/12/08-post-241.html



▼16:30〜17:45
根津孝太×吉田浩一郎×宇野常寛
【続・静かなる革命へのブループリント】
「ほんとうの生活革命は資本主義が担う
――インターネット以降の都市生活と衣食住」


対応年数の過ぎたものをどうアップデートするかという点で根津さんと吉田さんの組み合わせにした。と宇野さん。


二十一世紀もはやわがまましか価値がない。


根津さん (車やバイクの)試作品はハードルが一だが、製品化はハードルが十ぐらいに高い。


吉田 インターネットで日が当たっていなかった人に当たるのがいい。


ネットが繋がりすぎてしまった結果、日本的な村な言語、イジメや炎上することになってしまったことに絶望して小笠原さんは転向してDMM.makeを作ったのではないか?


宇野「物語でつながるのか、ものでつながるのか。クラウドワークスの面白いところは、その二つがあるところ」
https://twitter.com/PLANETS_9/status/543676312783572992


根津 ひとりでもやるでもないし、みんなでやるでもない。ひとりでもやっちゃうよねみたいな人が集まる。そういうものを小笠原さんはDMM.makeをやろうとしている。面白くなければ出される。


吉田「宇野さんとの夢。インターネット共済。26万人の会員が少額でも積み立ててれば、すごいチカラになる」
https://twitter.com/PLANETS_9/status/543677464476524544


小笠原さんのDMM.makeは閉じた環境の中でのイノベーション、毎日が総選挙。繋がり。吉田さんのクラウドワークスはコミットではなくプラットホームになっていく。下手すると今のツイッターになてしまう可能性がある。人間の心があまりでない方がいい。


データで機械的に繋がっていく。


根津さんは自動運転の車になっていくときにどんなデザインをしたいのか? それが吉田さんへの質問の答えになる。


人の心を主体としたコミュニティーを否定しない。コミュニケーションだけは場でしか体験できない。が、ほかにやるべきことはないか?


根津さんと吉田さんの組み合わせは実はまだ(車もクラウドソーシング)地方の味方でもあるものを創っている。と宇野さん。


車はスマフォとは違う世界と繋がるものになっていけるか。


電動バイクがもっとも使われているのはガソリンスタンドが潰れた過疎地域でおじいちゃんやおばあちゃんが使っている。家にコンセントはあるからと根津さん。


イノテイティブを起こすためには定期的に会うしかない。


吉田さんというプレイヤーがどんな金融と組むか。

▼18:00〜19:00
國分功一郎
「哲学の先生と人生の話をしよう Live in 2014」
▽フリーテーマで人生相談を募集中!
応募フォームからお気軽にお寄せください。


つらいことがあったら誰かに話すと楽になる。國分さんは三十五ぐらいで気づいたとのこと。


國分「身をさらすってのは損するだけだってコメントの人は言うけど、身をさらして悩みを相談してみると、それに答えてくれる人が出てきてくれるんだよ」
https://twitter.com/PLANETS_9/status/543698374474465280


宇野「國分さんのイベントだけ女性がすごく多いんですよ。PLANETSでAKBのニコ生やってもほとんど男なのに…」國分「いや、俺は雰囲気イケメンなだけだからね!」
https://twitter.com/PLANETS_9/status/543699113368231936


性欲は自分の根幹にある。


國分「好きという気持ちは、いろいろあるんだけど、最終的には『この人と『セックスしたい』という気持ちは大事にしたほうがいいですよ」
https://twitter.com/PLANETS_9/status/543701365122285569


國分「僕は今は偉そうなこといろいろいっているけど、昔こう思ってたんです。『自分がいいと思っているものは、よくないものだ』。つまり、自分の判断にまったく自信が持てなかった。DVとか虐待の何が一番こわいって、自分の感覚を殺してしまうこと」
https://twitter.com/PLANETS_9/status/543703296049811456


転校生のパラドクス。




優先で申し込んだ石岡さんと落合さんのトーク
▼19:15〜20:30
落合陽一×石岡良治×宇野常寛
「(非)言語にとって美とはなにか
――〈魔法の世紀〉をめぐって」


コンピューターグラフィックスは重力や摩擦がないから自由。


映像の世紀の臨界点、すべての映画はアニメになる。と宇野さん。


サイエンス×もの作りはプログラミング。


落合:僕がいまモノを浮かしたりしているのだって、キャメロン的なコンピュータの使い方の積み重ねの上にある発想だったりするんです。
https://twitter.com/PLANETS_9/status/543719443851792384


原体験が共有できないからわかりやすい制約はすげえなあと誰もが感じるしわかる。編集なしのOK GOのPVとか。


物語よりテクノロジーの感動を見せたキャメロン。


落合:コンテンツよりもプラットフォームが強いと言われるけど、コンテンツドリブンのプラットフォームはもっと強い。つまり、ディズニーは最強プレイヤーなんです。だから絶対コンテンツ支配の世界が来るんですよ。
https://twitter.com/PLANETS_9/status/543725168632139777


アートは(体に、社会に)溶けて、アーティストは消える。


落合:(魔法の世紀の時代の作家、物語の役割について)アートは溶ける、アーティストは消えると思っていて。表現そのものをやっているアーティストは要らなくなってきて、いろんなものを組み合わせてコロンブスの卵をつくっていくのかな、と。
https://twitter.com/PLANETS_9/status/543730177520316416



『PLANETS FESTIVAL 2014』は次が最後だが、いろんな方々の話を聞きながら小説について考えてた。




▼20:45〜22:00
猪子寿之×井上明人(@Skype)×門脇耕三×宇野常寛
「先行公開! PLANETS vol.9の(今のところできている)すべて」



すごいワクワクする雑誌になると思ったし早く読みたいと思った。都知事選での宇都宮ともうひとりの人、舛添じゃない人が二位になった地区のデータとか見ると本当にリベラルな人が住んでる区がガッツリわかるとかデータ的なものから都市のデザインや開会式とかもっと観るというよりも参加できるものにどうやったらできるのかという。来年の一月末が楽しみ。しかし、熱のあるトークで普段動かしてない所が反応したから終わったら疲れたけど心地いい感じだ。

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