フジファブリック 夜明けのBEAT
夏ぐらいに友人のイゴっちがtwitterで東京マラソンにエントリーしたというのでノリでエントリーしたら昨日当選メールが来ました。11年の東京マラソンのフルマラソンは9倍の倍率だったそうです。10キロにしとけばよかったよ!
まあ、運がいいので仕方ないのでしょうか。でも去年もノリで応募したら落ちた気はするんだが。友人がオーディション受けにいったら僕が受かりました的な気持ちにもなりますが、いかんせん42.195キロ走った事なんてないんで来年の二月末の開催の四ヶ月で鍛えなければいけないという具合です。
新しいバイトで朝方に移行しつつはありますが、体力とかなくなっているので朝さらに早く起きて運動をするという村上春樹さんみたいな生活になりそうです。
村上さんは午後二時起きて小説を書いてプールで泳いだりランニングして夜の八時半には寝るらしい。そして61歳だけど年に二回ぐらいフルマラソン走るそうです、恐るべし村上さん。
『モンキービジネス』vol.5で古川日出男さんが村上さんをインタビューした中で前にブログにも日記も書いたりした「健全な肉体に宿る不完全な魂」というのと同様に、それがないと深い小説は書けないと言っている。もう一つ肉体の事。
村上―ごく単純に贅肉つくと小説家はダメだな、と思いましたね。実感として。
古川―いい言葉ですね。
村上―(中略)とにかく贅肉がつくと身体の動きはそのぶん鈍くなります。身体の動きが鈍くなると頭の回転もやはり鈍くなります。ぼくが言うのは、小説家的な頭の動きということですが。もちろん贅肉がついていても良い小説を書く人はいっぱいいますよ。ぼくが意味するのはもっと長期的なことです。長い歳月にわたってアクティブな小説家であり続けるには、ということです。身体の動きと頭の動きって直結してるんですよね。若いときは上半身だけをつかってものを書けるけど、ある時点から足腰が大事になります。上半身だけではうまく書けなくなってくるんです。そして足腰を強くしておくためには、贅肉はつけられない。とは言っても、ある年代を過ぎると、贅肉は当然ついてきます。毎日走っていてもだんだん絞り切れなくなります。
このタイミングってのはいい転機みたいな事だと思って、痩せる痩せるといいながらも人生で一番デブっているので走ります。まずは痩せないと膝壊すしね。
目の前の事も大事だけど長期的なプランも大切だ。そういえば昔古川さんがデビューして五冊以上書きたいものがないならしない方が言いと言っていた気がする。
プランは大事に、目の前で起きた、起きるハプニングやプランを多少変えたり、変えないといけない時には臨機応変に柔軟に対処。
僕は正直村上春樹作品は苦手な方というかあまりハマらないんだけど、彼に影響を受け、ストイックさが似ている古川日出男という作家の作品に持っていかれて憧れてしまい小説書きたい、飯食いたいといういろんなネジが飛んでしまっている痛い人間なので「長距離ランナーの孤独」じゃないけども身体をきちんと作っていかないと三十路も近付いたしマジで体力の落ち方がひどいので少しでも落ちるのをゆるやかにするためにも動こうと、きっかけはなんでもいんだろうけど。
で、朝五時に起きて軽めのジョギングに行ってみた。身体が重いね、やはり。すぐに息切れてくるし。四ヶ月後ってすぐなんだけど続けるだけ。それから七時半には職場に行って、で店長に東京マラソン当選したんすよって言ったら店長落ちてた。店長の叔母が亡くなったので昼過ぎには帰るって話で、僕は8-17時なんだけど人少ないので18時までしてみた。
止めどなく汗が垂れた。代謝がいいのか、ただ暑いのか。朝走る事にしたので職場行く途中の旧山手通りと目黒川が交差するとこまでチャリで行って十分ぐらい歩いていくプランにした、今まで片道三十分往復歩いてた。で、帰ろうとしたらキーがねえから結局歩いた。
ジョギングと立ちっぱで9時間仕事して三十分かけて歩いて帰ると親指の付け根のとこの骨が体重かかるから痛くなってきた。足がパツンパツン。
これで痩せなかったら逆に凄いと思う。
今日毎年使ってるほぼ日手帳の11年版が届いた。
一番上は入ってた箱に書かれてた言葉。毎年違うんだよね。
二番目は07年からのやつで、一番したが来年使うやつ。
来年の手帳が届いた瞬間に次の年は始まるのだと言っても過言ではないのだ(by『時効警察』風)
全然関係ないけど『SPEC』第一話をもう十回観てしまったハマりよう。
SPEC 〜警視庁公安部公安第五課 未詳事件特別対策係事件簿〜 予告編
もはやこの曲も大好きです。でも、餃子屋のおっさんが「俺三倍の早さで動けるんだ」って言ってたけどおっさんもSPECあるじゃん、特殊能力じゃんって何度も見たら思う様になってきた。
イエモンはヴィジュアル系かどうかわからんが好きだったというか好きだというか歌詞が好きだ。
黒夢も後追いで好きになった感じかな、なぜか高校の時はFanatic Crisisも聴いてたし、ラルクは最初に聴いたのが『風にきえないで』で中三の時に受験勉強でラジオで聴いて買いに行った記憶が。
真珠色の革命時代-Pearl Light Of Revolution- at TOKYO dome
黒夢「Spray」[PV]
Fanatic Crisis- Maybe True
L'Arc〜en〜Ciel 「風にきえないで」 PV
凛として時雨 - I was music
凛として時雨はヴィジュアル系の影響を公言してるバンド。そういう時代になったんだなって思ったりもする。僕らぐらいだと高校ぐらいにブームだったから普通に聴いてたしなあ。hideのシングル買ったら二度ほど怪人カードの当たりが出たなあ。
Hide-Rocket Dive-LIVE
『ピアスの穴かて使ってなかったら塞がるのと同じや』と大御所作家が出版社に勤める鈴木京香に言ってた。ピアスが一応女性器的な意味でオブラートにいってたけど。年取っても恋というかそういうことせなあかんでみたいな感じで。
久しぶりに手帳を撮るためにデジカメ触って昔の画像見てたらデジカメに残っていた動画でcharlieの壮行会で宮台真司さんが「だいたい同世代はいつもくだらないに決まっている。同世代が仲良すぎる。だから公共性がないと思われる。ほんとは足引っぱりあわないといけない。いつも片寄せあって傷舐めあってんじゃねえよ」と言っているのがあった。
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エクス・ポ・ブックス1 フルカワヒデオスピークス! (エクス・ポ・ブックス 1)
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