Jamie Cullum "Photograph" Live
昨日はスーツを着て浜松町へ。専門の同級生の結婚式に。快晴で晴れててよかった。船に乗って式と披露宴。
新郎新婦共に専門の同級生で僕が東京に上京してすぐに知り合っているので付き合いも八年を越えてる。めでたいの〜という気分で他の専門の同級生も集まって和やかで祝福ムードで晴れてるし幸せな気分だった。
携帯で撮ったのであんまりいいように取れてないけど。写真ってやっぱり残してないといけないなって思ったりもする。こういう時に。
専門の同級生の山下のブログ・左殺し屋42にも写真が載っていたので使わせてもらおう。
過去を懐かしんでばかりいてもいけないけども、過去が地層のように積み重なって現在の地表の上にいるのだから、古き過ぎ去った時間は地層から土器や化石が発掘されるようにそれらはもはや形だけを残すものになっているかもしれないけど時折見返して懐かしむも悪いことではないだろう。
最後の挨拶で新郎の田村が感動して言葉に詰まっていたのはウルッときた。幸せな空気に満ちていて、人生はときどき素晴らしいと思った。
今日はレンタルして『ハングオーバー! 消えた花ムコと史上最悪の二日酔い』を見た。
ストーリー・結婚式を2日後に控えたダグは、親友である教師のフィルと歯科医のスチュアート(スチュ)、そして婚約者の弟のアランと共にラスベガスで独身最後のパーティーを開いた。だが翌朝、酔いつぶれていたフィル達が目を覚ますとダグは消えており、スチュは歯が一本抜け、トイレに虎が出現し、クローゼットには赤ん坊がいるという意味不明な状況に陥っていた。どうしてこうなったのか、そしてダグはどこへ行ったのか、彼らは二日酔いの頭で必死に思い出そうとする。
単純に面白くてけっこう笑った。コメディ色強いけどこういう作品はいいな。
今月に入って読んだのは伊坂幸太郎『マリアビートル』、古川日出男『ノン+フィクション』、木皿泉『二度寝で番茶』、村上春樹『アフターダーク』、ジョン・レノン等『レノン・リメンバーズ』の五冊。
『マリアビートル』は以前に刊行された『グラスホッパー』の世界観、つまりは殺し屋たちばかりが出てくる伊坂作品で『グラスホッパー』に出てきたキャラクターも出てくるのでそちらを読んでおいた方が面白みは増す。今回は仙台に着くまでの新幹線の中での物語。一気に読めるぐらいにテンポがいい。
『ノン+フィクション』は以前にいろんな雑誌等に書いてあった短編やエッセイのようなものを集めた作品。ほとんど読んだ事があったけど古川日出男という作家が土地と物語をいかに結びつけて物語るのかというがわかる。
今、発売中の『コヨーテ』では「メキシコが変えた二人の男」というメキシコ特集でガルシア=マルケスと古川日出男さんがメイン企画。
古川さんは「やあガブリエル、と僕は行った。ゼロからはじめるよ。」という書き下ろしを書いている。
今月末の金曜日に「メキシコが変えた二人の男」発売記念古川日出男 トーク・朗読・スライドショー『ゼロからはじめる』というのがスイッチ・パブリッシングの地下の本屋・カフェでやるらしいので久しぶりに古川さんの朗読を観に聴きに体感してこようと思います。
木皿泉さんという方はご夫婦でシナリオを書いているユニット名です。彼らの脚本作品は『やっぱり猫が好き(第二シーズン)』『すいか』『野ブタ。をプロデュース』『セクシーボイスアンドロボ』や今クールから始まる 佐藤健と前田敦子出演の『Q10』。
僕はこの間三茶が舞台で絶賛されている『すいか』を見たけど面白かった。ので
『二度寝で番茶』という二人のエッセイ読んでみた。旦那さんが脳溢血かなんかで倒れたりとかそういう事も書かれてて『すいか』の温かさは書いてる二人の温度なんだなあって思った。
『アフターダーク』は古川さんが村上春樹さんをインタビューした『モンキービジネス』を読み返してたら『アフターダーク』は台詞を先に書いて作ったって言っていて興味を持って読んでみた。確かにどことなくシナリオの雰囲気がある小説だった。村上作品では好きな方だと思う。
『レノン・リメンバーズ』は『ローリングストーン』発刊した頃のインタビューをまとめたものだが、ジョンとポールの関係性などがけっこう書かれていてビートルズ幻想みたいものはもういいんだっていう当時のジョンの気持ちがすごくわかるインタビューになっている。オノ・ヨーコを他のメンバーがどう扱っていたとかまあ彼ら夫妻のパーソナルな部分が赤裸々にいわれていて、これはインタビュー当時のテープをほぼ完全に訳した完全版みたい。
当時は削っていたり伏せていた部分も出ているらしく、当時出すと訴訟問題とかもろもろあって無理だった部分が復活しているとのこと。
公式↓ではフルで聴ける。
http://www.jvcmusic.co.jp/asx/v/v-03713.asx
歌詞↓
http://www.mobsquad.jp/VICL-36618/index.html
『Rock Band』の歌詞の「未来は僕らの手の中」はTHE BLUE HEARTSからの引用だろうね。Kjはリスペクトを忘れてない。
The blue hearts 未来は僕らの手の中
僕の憧れている、好きで尊敬してる人達はきつく苦しかった時を越えて、それでも自分らしく生きて、続けて、諦めないでひらすら目の前の壁を壊したり壁画を描いたり、一気に飛び越えて世界を楽しんでいる。
幸せな友人を見てたらクソみたいな世界でもときどきは素晴らしくて美しい瞬間が訪れる事を実感できたし。僕は僕なりのやり方で世界を楽しんでいかないともったいないよねって思うし、これからいろんなものに抗っていかないといけないとしてもそれはそれで楽しむしかない。
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