Spiral Fiction Note’s diary

物書き&Webサイト編集スタッフ。

「素直になれなくて〜HALFWAY」


1Q84ニュース | 村上春樹『1Q84』 新潮社公式サイト
「1Q84」3、発売開始


 ついに今日発売日ですね。予約しといたから起きたら買いに行って土曜日に読もうかなと思ってる。BOOK3で完結なのかな。村上春樹作品は「ねじまき鳥クロニクル」も読んで好きだけど「世界の終りとハードボイルド・ワンダーランド」の方が好き。
 「海辺のカフカ」は主人公が何のリスクも冒さないで「通過儀礼」的なことをするのが生理的に嫌だった。


 今日は棚卸しだったから五時間働いて帰る。帰りにバイト先の年下のやつとラーメン食いに行った。特に話らしい話はしなかったけどまあ普段飯とか食いに行かないので新鮮というか、こういう時間ってたぶん同じ所で働いてる人と持つってことはいろんな話をするのと同じぐらい大切なことなんだろうけど、中々今できない状態で社員とかバイトってこういうのがあるかないかとかで関係性とか変わるよね、昔は社員の人によくおごってもらったりしたし。そういう人の頼みとかは聞こうと思ったりするし、現金っつうか関係性ってそういうところがデカイなとか思ったり。


 家に帰ってきてから北川悦吏子脚本「素直になれなくて」のTwitterが絡むドラマを見ている。これ最初の部分見てたら「Twitter」が単なる「出会い系」みたいな感じに知らなかった人は思っちゃうと思うんだけど。
 まあ、瑛太とか玉山鉄二みたいなイケメンがそうそういるわけじゃないわけだが。そのぐらいは現実とフィクションの区別付くよな? 付かない人が大量にtwitter始めたらいろんな問題が起きてきそうだなあ。芸能人とかしてるからRTとかQTとか質問とかしても返ってこなかったらキレたり怒るような連中が出てきたりしそうだ。


 あと今の所主要人物が実は職業を偽ってたり軽い嘘をついていたりとネットと現実社会の差があって、まあそうなるわなと。抱えている孤独だとかコンプレックスとか悩みとかを赤裸々に出す事もできるしなりたかった自分を演じれることもネットではできる。
 でもそこから現実社会であったり関係を深めていくとボロは出てくる。ややこしい社会なんだろうなあ、今って。乖離しているようで乖離してない自分ってのが現実と現実に近いネットであったりするし。


 主人公なんだっけ、「ハル」役の上野樹里の台詞の感じは北川悦吏子脚本のヒロインの雰囲気や行間的な感じがした。たぶん、北川脚本に上野樹里は合っているんだろうなって思ったけど。


 TL(タイムライン)なんか僕でもフォローしている人が四百程度いるけどそれでも追えないし、過去に遡って読むってのはできなくもないけどそういうことよりは今っていうリアルタイム性が楽しいからtwitterって盛り上がった部分だろうから。
 ネットリテラシーみたいなmixiでもはてブでもtwitterでもそのツールにはツール独自の使い勝手とか意識ってあるんだろうし、それが理解できないと楽しめない部分も出てくると思う。でもこのドラマで新しく始める人もたくさんいると思うから諸々の問題はこれから起きてしまうんだろうなと、避けられない問題だよね。


 九十年代からいる脚本家で三谷幸喜北川悦吏子野島伸司という脚本家、その中でもラブストーリーの神さま的な北川さんがこの2010年にも多くの人の心をつかむラブストーリーがかけるのかって所が実は一番気になる所。野島さんは「ラブシャッフル」以降ドラマは書いてないけど小説でも書いているのかな。
 瑛太上野樹里は「ラストフレンズ」などで共演してるから相性はいいだろうし、井川遥とか脇役も好きなラインが出ているので最後まで見ようかと思ってたりする。


Salyu-HALFWAY

1Q84 BOOK 3

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