Spiral Fiction Note’s diary

物書き&Webサイト編集スタッフ。

「美丘」

 誕生日に社員の人にいただいたヘッドスパのシャンプーとコンディショナーを使ったら髪の毛がさらさらになった。
 値段は知らないが、普段僕が使っているものよりもだいぶ高いと思うんだけどやっぱり値段と質はある程度は比例する。安い方が財布にはありがたいが、質を考えると、質がよくて安いものはほとんどないのかもなって安売りの王道で労働している身としては思う。というかそういうもんなんだろうけど、社会的に不景気だと安い事でしか勝負できなくなるからやっぱりあかんな。


 リチャード・バックマンもといスティーヴン・キングバトルランナー」を地味に読み進めている。貧困とかもろもろの問題、大事な事隠して排除している世界とか読んでいると今の日本でもこの小説成り立つなって思った。
 「希望は戦争」みたいな人が「バトルランナー」の中に入ると今の社会の問題点を、少し先の絶望や希望を提示できるのかもしれないなと読みながら思った。まるまるパクってしまおうかと考えてしまった。オマージュ的に日本に舞台を変えてやるとどういう展開になるかなあ、絶望的な終わり方になりそうだ。


 「バトルランナー」の映画は観た方がいいかなあ、うーむ。 


 深夜の本屋に伊藤計劃メタルギアソリッド」の文庫を買いに。そしたら伊坂幸太郎「オー!ファーザー」が出てた。読みたい本ばっかりで積読本がたまる一方だ。しかし、31日までは書ききらないとやばいので読めない。四月は読書三昧にしてやる。


 そういえば、社会学者の宮台真司さんがサイトにアップしてもう削除した「ソラニン」評というか観た感想のとこで今はセックスと不安が結びついているみたいなことが書いてあって、昔は宮台さんも朝から晩までいろんな場所でセックスをして、ラブホから見える景色の話なんかをしてた。
 世代的な実感なのかもしれないなと思ってたんだけど、そういえば石田衣良著「美丘」はそういうひたすらセックスをしてたカップルの話だったなと思い出した。石田さんも宮台さんも世代的には同じぐらいだからそういう価値観というか体験を持っているんだろうな。


 セックスをしまくって希望とか明るさから逃げるように繭みたいな蜜月を過ごせた時代とセックスが将来の不安を呼び寄せてしまう僕らの世代。村上龍さんも「自殺よりはセックス」って言ってたような気もするし、今って難しい時代なんだなって改めて思ったりする。

オー!ファーザー

オー!ファーザー

美丘 (角川文庫)

美丘 (角川文庫)