「VOYAGE CALL」 - Spiral Fiction Note’s diary

　二週間振りに体の脂肪とか筋肉量とか計測した。体脂肪は減り、筋肉量が1.8キロ増えて、始めてから一ヶ月少しで体脂肪が1.9キロぐらい落ちた。という体重が変わらない状態のままだった。継続していけば引き締まるかなとは思う。しっかし体重はなかなか落ちないものだ。
　健康的に体重を落とすってのが今年の目標の一つ、「健全な肉体に宿る不完全な魂」になるために。しっかし、健全な肉体とかストイックな姿勢とかになるためにはやらないといけない。うん、そういうこと。

　古川日出男「4444」第37回or話「なにどこだれどれが？」配信。今まで一番短いのかもしれない。近況：春。ついに『LOVE』＆『MUSIC』の季節が到来します。まずは３月25日に文庫版『LOVE』が装いどころか若干内容も新たに新潮文庫から刊行されます。そして４月30日には、あの『聖家族』からじつに１年７カ月ぶりの新刊単行本（小説）にして、書き下ろしとしては３年６カ月ぶりとなる『MUSIC』が新潮社から刊行されます。まだ詳細は明かせませんが、５月７〜９日に刊行記念イベントを３デイズで行なう予定。全部、内容は違います。順次告知します！って。

■月曜お昼に『ワンコインからワンドリップ２』が決定！
2010年3月29日（月）　Open / Start:13:30
出演：古川日出男、小島ケイタニーラブ（ANIMA）、蓮沼執太
会場：渋谷O-nest 6F　料金：￥500- 1 coffee付（20名限定）
http://coffeehlt.blogspot.com/

　↑行きたいけど、行けるけど月曜日は休みだけど我慢する。今やってること月末までに終わらさないと。絶対に「MUSIC」刊行のイベントひとつは行くだろうし。「古川日出男ナイト」あるならそれが一番行きたいし。

　夕方から友人の只石と長電話。話す事で月末に出す応募作品の構想や設定とか成り立ちが明確になった、ほんとにありがたい、話す事で迷いは消える。この四日間で一気に最後まで飛ばさないと終わらないし無理なんだけど、なんだかその作品はちまちま毎日書く感じじゃないんだよなあ、なんだろう、生まれたがってるんだけどその誕生には衝動とか勢いのスピードが絶対的に必要で、胎内にずっととどまっているけど出産されるその時には一気に射出されなければならない、そんな感じが胎内からする、そんな何か。

　僕は元来電話というものは嫌いで長電話することはあまりない。僕は話をしていると話の方向性がぐちゃぐちゃになるので相手もそれに対応できないといけないし、電話を肩に挟んで他の事は出来ないタイプなので電話をするときは電話オンリーになる。だからかかってくるタイミングとかすごく大事で、僕がかけようと、かけれるタイミングがないとダメだ。
　話す事で自分の考えがまとまるってのはすごくいい、自分じゃない誰かの意見とか言葉で不安定だったり宙に浮いてた何かが自分に着地したり安定する。人に相談するのと同じで誰かに何かを決めてほしいんじゃなくて、誰かに話すことで方向性とか想いが定まるんだよね。

　日記やブログを書くのもそういうこと。想いや気持ちを残したり日常にあったことを何かに示しておくとそれはあとから見ると馬鹿げているかもしれないし間違っていたと思うかもしれないけど、日々の積み重ねなんてそんなものだし、今を刻む事で過去と現在と未来が直結するような、そんなことかもしれない。ブログとかは誰かに見られる前提だけど、それが嫌なら紙の日記に書いてもいいし、僕の性格上誰かの何かを見るだけはつまんないから、書くという姿勢なだけ。

　これからレッドブルに飲んで衝動に任せて最後まで作品を書こう。90年代の岡崎京子「リバーズ・エッジ」やゼロ年代の岩井俊二「リリイ・シュシュのすべて」みたいな十代の少年少女の性衝動や諦めや祈りやそういうものを描けたらいいんだけど。

Salyu - VOYAGE CALL