仕事先の社員さんに借りていて放置していた入間眞×中谷まゆみ「今度は愛妻家」の小説を昼間に、返さなきゃって思って読み始めた。すぐに読み終わった、1時間ちょいぐらいかな。
映画では行定勲監督によって映像化されている。主演は薬師丸ひろ子と豊川悦司。貸してくれた人は「今度は愛妻家」「サヨナライツカ」は映画観たい程じゃないけど気になるから買ったみたい。
どちらも読んだが、軽いというか1ページの文字数が多くないので早く読み終わった。最初にタイトルを聞いた時点で思い浮かんだ「今度は愛妻家」の内容は見事に当たっていて、名は体を表す状態なので、見事なタイトルなんだと思う。
昔懐かしの「居酒屋ゆうれい」みたいな感じ、この作品は元々は舞台だったらしく、読んでいて主要な登場人物は四人だし、主人公夫妻の家ぐらいしかシーンがない、まあ旅行先も少し出てくるけど、ほんの少し。舞台だったらこの人数でワンシーンなら行けるだろうなと。
舞台ならではの制限の中でやっているはずだから、映画にしたらしんどいんじゃないかなって読みながら思った。小説は映画にじゃなくて、舞台に忠実なのかな。
本屋で「蜷川実花 上海 2010」という写真集を見つけたのでペラペラめくると安藤政信さんが写ってて、表紙にスターリング 安藤政信になっていた。
安藤政信ファンとしては、映画館で安藤君を観たいのだが、最近は邦画に二年ぐらい出てないんだっけ? なあ、「さくらん」以外だと中国映画に出たのが最後かな。北野武映画新作「アウトレイジ」に出てたら絶対に観に行くんだけどなあ、北野映画は「Dolls」以来映画館で観ているんだがどうも僕の波長には合わないんだよなあ。
で、「野性時代」の新しい号が出ていたので古川日出男「黒いアジア」の最新話を立ち読みした。今回は新作書き下ろし「MUSIC」を脱稿後だったみたいなので4ページぐらい。ついにアジアの中で、日本が登場。今までカリマンタンとかで、二話ぐらいがロックフェラーの話だったけど、この話は壮大な大長編になるんだろう、刊行されるのはいつなんだろうか、分厚い本を読みたい。
「聖家族」よりもきっと長い作品になるんだろうな、「アラビアの夜の種族」もだいぶ長いけど「聖家族」の方が長いし。四月に出る「MUSIC」からが今年の刊行一発目かな。今年はハードカバーの新作が四冊と文庫が四冊らしい。
四時半ぐらいから雪が降り始めて、五時過ぎにはけっこうな量が降り始めた。今日は積もるかな。
円城塔「Self-Reference ENGINE」をのんびりと読んでいる。これ読み終わったら「ハーモニー」読もうかなと思う。でも「ヘヴン」もぼちぼち読まないとなあ、charlieのブログにこの作品の事について言及してあって少し読む気が出てきた。
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