Spiral Fiction Note’s diary

物書き&Webサイト編集スタッフ。

「虐殺器官」デジャブ

 昨日の朝に新幹線の中でフジファブリックをBGMに伊藤計劃虐殺器官」を読んでいた。

 P194を読みかけたところ、最初の5行は一度読んだことがある、というか知っている数行で、読みながらそれがいつか夢かなにかで観た景色だった。

 新幹線のその座席でそのページを読んでいる僕というわけだ。だからその箇所を読んだときに思い出されたんだろう。

 久しぶりのデジャブだった。「虐殺器官」を読むのは初めてだし、文庫になる前のハードカバーというか大きめの最初に出されたやつも立ち読みもしたことがなかった。

 小説はあと半分。残り半分の中に同じようなデジャブ体験はあるのかないのか。