仲俣さんにお借りしたボルヘス「砂の本」を読み始める。短編集だったみたい。最初の「他者」は現在の老いた自分と若い頃の自分が出会うという内容だった。次元のねじれなのかなんなのか。
これってパターン的にはホームレスになった自分と過去のホワイトカラーな自分とを出会わすみたいなこととかにもできるし、まあありふれているけど。
ドッペルゲンガーの話は書きたいなあと思う、世界観は「世界の終わりとハードボイルド・ワンダーランド」みたいな二重世界とかにしてぐっちゃぐっちゃにし交差させたらSFっぽいミステリーにならないかな。すごく悲惨な話にしたいけど。
仲俣さんも出ている「文化系トークラジオ Life」のLife番外編「『ニッポンの思想』をめぐって」 part1&2配信中。
http://www.tbsradio.jp/life/2009/09/life_28.html
http://www.tbsradio.jp/life/2009/09/life_part2.html
「午後のLife」↑の日のブログ。
http://d.hatena.ne.jp/likeaswimmingangel/20090914
家に帰ってめざましテレビを見ていると東京国際映画祭のことで辻仁成とアントニオ猪木が出てた。辻さんが監督した作品に猪木さんが主演している関係だと思うんだが、すげえミスマッチ!!
なんか辻仁成がすげえヴィジュアル系みたいな感じになっててそれが、すごい違和感、中山美穂はそれでいいのか?
「ACACIA」息子を失った男と親の愛情を知らない少年との心温まる絆の物語
http://www.tiff-jp.net/ja/lineup/works.php?id=1
[解説]
心優しい元プロレスラーと孤独な少年。家族を見失ったふたりは、互いの存在に励まされ、真実と向きあう勇気を得てゆく…辻仁成監督が紡ぐ、詩情あふれる愛と絆の物語。誰も見たことのないアントニオ猪木がここにいる。
[あらすじ]
樹々の揺らめく美しい初夏の港町。その片隅、さびれた団地の用心棒を務める心優しい元プロレスラー、大魔神。彼はかつて息子に充分な愛を注げなかった悔いを胸の底に秘めて生きていた。そんな彼の家に転がり込んだ孤独な少年タクロウ。周囲に心を許さず頑なで生意気なタクロウが、大魔神の前ではなぜか素直でいられた。年老いているが温かな住人仲間たちに見守られ、束の間、親子のように暮らす日々。かけがえのない時を重ねるうちに、互いの存在に励まされたふたりは、それぞれが本当の家族と再会し、これまで向き合えなかった現実を受けとめ、過去の痛みを乗り越える勇気をいつしか手にしてゆく。嘘のない絆と愛情がそこにはあった。
↑これ、これってもしかしたら「グラントリノ」+「レスラー」×辻仁成をなんかで割った作品なのか、なんて思ったけどどうなんだろうな。辻さんは小説を昔は何冊か読んだけど映画は「フィラメント」観たんだけど残念な話だったイメージしかない。
「曲がれ!スプーン 」エスパーのお陰で、地球はときどき回っていたりする。
http://www.tiff-jp.net/ja/lineup/works.php?id=53
[解説]
スプーンに念力を送ってみたことのある、すべての人に捧ぐ――夢見るAD vs. 史上最弱! 7人のエスパー軍団!? 全世界待望のとびきりキュートなミラクル超能力コメディ!
「しんぼる」の予告でしてた。なんだ「踊る3」の前に本広さん撮ってたのか。予告を観て思った素朴な感想はこんな可愛いADはいない。いたらディレクターやプロデューサーに食われてしまう気がする・・・。
「カールじいさんの空飛ぶ家 」愛する妻が死にました―だから私は旅に出ます。
http://www.tiff-jp.net/ja/lineup/works.php?id=73
[解説]
ひとりぼっちで暮らす78歳のカールじいさんは、すべてを失いそうになった時、思い出の詰まった家に無数の風船をつけ、人生最初で最後の旅に出る。ディズニー/ピクサーの記念すべき10作目。
これはCMで観て少し観たい感じになったので。海外のアニメって「トイストーリー」や「シュレック」を専門時代に授業で観ただけだったけどディズニー/ピクサー系を金出して劇場に観に行ったことないなあ。これは少し観たい、しかもこれ東京国際映画祭のクロージング作品みたいだからかなりいい作品っぽい。
「ライブテープ」 生きていかなきゃね。
http://www.tiff-jp.net/ja/lineup/works.php?id=169
[解説]
『童貞。をプロデュース』『あんにょん由美香』の松江哲明監督最新作。2009年の元旦・吉祥寺のミュージシャン・前野健太のゲリラ演奏を<74分1シーン1カット>で撮影した、奇跡のライブ・ドキュメント!
「あんにょん由美香」をまだ観てないけど観れたら観に行きたいなあ、と松江さんのブログを読んで思った。
「バトル・イン・ヘブン」日本メキシコ友好400年記念:カルロス・レイガダス監督特集
http://www.tiff-jp.net/ja/lineup/works.php?id=193
監督:カルロス・レイガダス/主演:マルコス・ヘルナンデス、アナポーラ・ムシカーディス、ベルタ・ルイス
[解説]
運転手マルコスは、誘拐した子供を過って死なせてしまう。彼は気晴らしで売春をする大佐の娘アナとの出会いを通じて、罪の贖いを試みる。大都市の不毛な「生と性」を扱った、緻密さと力強さを併せ持つ意欲作。
ヴェネツィア国際映画祭映画祭2009
http://www.coproductionoffice.eu/
↑で「バトル・イン・ヘヴン」を選ぶとトレーラーが観れる。まあ東京国際映画祭のサイトで上の画像観て「うん、いいおっぱい」ということで興味を持ったんだが予告を観るとなんだか好きそうな気がした。メキシコ映画をそんなに観てないがガエル・ガルシア・ベルナル主演「アモーレス・ペロス」「天国の口、終りの楽園。」なんかは観たなあ。なんかメキシコ映画って感じがする画なんだよなあ、「バトル・イン・バトル」の予告観ただけでも漂う何かってすごく映画としては大事。
海外の役者で好きな人あんまりいないけどガエル・ガルシア・ベルナルが出る映画はなんか観てみたいなって思うのが、わりと自分の感性に合う感じのが多くて観てる方だ。基本的に海外の映画作品そんなに観ないから。「モーターサイクル・ダイアリーズ」「キング 罪の王」「恋愛睡眠のすすめ」とか。
メキシコ映画って能動的なセックス描写がある感じで人間臭いというか嘘くさくない。
まあ、「天国の口、終りの楽園。」は人妻と主人公の親友の二人がやりまくるっていうロードムービーだったなあ。
東京国際映画祭に行ったのは一回だけで、東京国際映画祭第20回特別企画「映画が見た東京」部門 庵野秀明監督「ラブ&ポップ」ぐらい。
「あの素晴らしい愛をもう一度」
http://d.hatena.ne.jp/likeaswimmingangel/20090630
- 作者: ボルヘス,篠田一士
- 出版社/メーカー: 集英社
- 発売日: 1995/11/17
- メディア: 文庫
- 購入: 5人 クリック: 50回
- この商品を含むブログ (37件) を見る
- 作者: 辻仁成
- 出版社/メーカー: 角川書店
- 発売日: 2001/09/01
- メディア: 文庫
- 購入: 1人 クリック: 32回
- この商品を含むブログ (123件) を見る
アモーレス・ペロス スペシャル・コレクターズ・エディション [DVD]
- 出版社/メーカー: パラマウント ホーム エンタテインメント ジャパン
- 発売日: 2007/02/23
- メディア: DVD
- 購入: 1人 クリック: 8回
- この商品を含むブログ (25件) を見る
- 出版社/メーカー: ナド・エンタテイメント
- 発売日: 2003/03/28
- メディア: DVD
- 購入: 3人 クリック: 39回
- この商品を含むブログ (106件) を見る
- 出版社/メーカー: KADOKAWA メディアファクトリー
- 発売日: 2007/05/02
- メディア: DVD
- クリック: 18回
- この商品を含むブログ (27件) を見る