Spiral Fiction Note’s diary

物書き&Webサイト編集スタッフ。

ベルリンでむきだして、吠えた!

園子温監督「愛のむきだしベルリン国際映画祭W受賞
http://www.excite.co.jp/News/entertainment/20090214/Fuji_EN_320090214003.html


 第59回ベルリン国際映画祭で13日夜(日本時間14日未明)、園子温監督の「愛のむきだし」が「国際批評家連盟賞」と「カリガリ賞」をダブル受賞した。いやあ、めでたい、めでたいの〜です。なんかいろんな意味でざま〜みろって気もします。


 ほんとに園さんの作品が海外で評価され受け入れられるという事実、もっとプッシュする某体もあってよかったし、メジャーな作品ではないにしても、雑誌の読者もテレビの視聴者もみんなメジャー作品の宣伝が良い作品だからではなくて利害関係があるから紹介し特集することには気づいている、なのに、利権や利害で垂れ流す作品、中には本当にいいものはあるし、大衆性だったり多くの人に愛される作品は“絶対”にあるはずだけど、そうじゃないものを責任を持って受け手にもっと紹介することがこの先の読者や視聴者に、映画館の観客にいろんなことを感じ、選択する力を付けさせれるのに。


 そうすることでモノ作りの現場はもっとシビアになるし、クリエイターの力は上がっていくし、もっと芸術性のあるものとかの今はマイノリティなものにも目を向けてくれる人が増えるはずなのに、もったいない、悪循環なんじゃないかなあって感じる。


 もっとたくさんの観客が劇場に足を運んで衝撃を受けたらいいと思うし、映画ってこういうものもあるんだって思うだけでも価値はある。最後の方の怒濤の展開というか救うということと救われるということがもう時間を感じさせない、237分を、だってそこに辿り着く為にその時間はあって、でもその数字にすると長い時間はあっという間だ。



 いしだ壱成さんのブログが更新されていた。
 http://ameblo.jp/isseiishida/day-20090214.html


 言いたいことが全て言えるわけではないだろうし、事実と報道されている差異が壱成さんを苦しめるだろう。僕らには本当のことはわからないままだ、だけど僕は普通に演者として壱成さんのファンなのでまたスクリーンとか新しい作品に出るのを待つだけだ。



 僕が好きで解散してしまったSyrup16gのボーカル・五十嵐さんもそろそろ新しい活動の全貌も見え始め。


NEXT MUSICA 表紙巻頭特集:犬が吠える by 五十嵐隆


 五十嵐隆の新バンド「犬が吠える」がいよいよ鼓動を高く鳴らし始めた!
 昨年3月、日本武道館にて散ったシロップ16gの解散から約半年後にひっそりとその姿を現した犬が吠える・五十嵐隆。いまだ本格的なメディア露出がないまま、謎の多かった新プロジェクトにMUSICAが逼迫。誰もが待ちに待っていた新バンドとしての初のインタヴューを、完全独占ロングインタヴューでお届けします。


 また、目下制作の真っ最中のデモ・レコーディング現場にも密着。新たな思いを胸に五十嵐が抱く新しいメロディを生み、初々しいバンドが新しい楽曲を生み出す喜びに満ちた瞬間をドキュメント! さらに、本邦初公開となる直筆の新曲歌詞も!! シロップから解き放たれ、幸福を実感しながら新たな物語を紡ぎ始めた五十嵐隆、そのファーストアクションを文字通り徹底ドキュメントします!


 武道館で解散ライブを観て、こないだのSalyuの初武道館のベースが元Syrup16gキタダマキさんだったのが感慨深かった人はあの場所にどのくらいいたのだろうか、僕と友人だけではないと思うのだけど。


 フジの朝にしている「ボクらの時代」のゲストが宮藤官九郎×田口トモロヲ×片桐はいりって朝から濃いよ〜、でもこの番組の組み合わせはなかなか濃厚でいい、でも気のせいか演劇系の人がよく出ているような気もしなくもないが。まあ、「少年メリケンサック」観た人の感想だとかなりよかったという声しかまだ聞いていない。普通に考えたらこの映画はメジャー作品じゃなくて単館系の作品だけど資本的にはメジャー。
 このゼロ年代クドカンの出世のしすぎと評価で演劇系の役者が一気に世の中に出れたこと(まあ90年代の三谷幸喜の存在があってこそだが)単館系の作品が逆にメジャーを食ったって感じはするなあって年々思う。


Syrup16g/生活


Syrup16g/翌日

気球クラブ、その後 [DVD]

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Syrup16g

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the last day of syrup16g [DVD]

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