Spiral Fiction Note’s diary

物書き&Webサイト編集スタッフ。

「続・雑誌に未来はあるか?」トークイベント

likeaswimmingangel2008-04-17

 阿佐ヶ谷ロフトにて「続・雑誌に未来はあるか???「路字」創刊記念「小さなメディア」と自主流通の可能性」のトークイベントを観に行く。


 路字1号も出るんですね、出版関係の人が多かったみたいだけど、100人以上はお客さんがいて混雑してました。編集系の人たちも雑誌のこれからについて聞きたかったんだろう。仲俣さんをはじめとするゲストの方々もキャリアの長い人なので出版関係の人にはすごい刺激になったと思う。
 

 僕はなにかをしてるというわけではないしどこにも属してないし、というのはわりと最近デカイことで考えるとテンション下がるからこの話題は放っておこう。仲俣さんとかの話を聞いて「へえそうなんだあ」と思うが実際に現場の人たちは共感できる所もあるだろうし、それは違うっすよみたいなとこもあんだろう。終わった後は名刺の交換とか至る所で見れたし、ゲストの方へ自己紹介してる人も多かったので何かに繋がっていくんだろうな。
 2、3ヶ月に一回ぐらいはこのイベントして継続していくみたいなので毎回顔見る人と話をしたりして繋がって新しいものができるきっかけや出会いの場となることも仲俣さんは期待してるんだろう。


 ある場所があって集まれば、そこから仕事に発生するかもしんないし、飲み友達になるかもしれないし、恋愛が始まるかもしれないし、すれ違うだけかもしれないけど、そういう可能性があるイベントだな。出版関係の人と人がおもしろいことをしていこうぜってことになれば読者とすれば楽しみです。

 終わった後は、路字メンバーとか関係者の人が集まってたので、1号折りにも行ってないし終電とかどうすんのかなあとか思ってたけどなんだか帰ろうと思って電車に乗って下北まで帰った。


 名刺とか作ったほうがいいよなあってああいう場所に行く度に思うけど、肩書きとか所属もないし、今何もこれってものも作ったり発表できてないからなあと思うと焦るのもあるけどテンションがジェットコースーター並に激しく上下する、特に帰りの電車の中が。下北で降りて南口で占いのおっさんがいたので見てもらおうと一瞬考えたがすぐにこの現場を誰かに見られたらくそ恥ずかしいと思って歩いて帰った。


 イベントで雑誌の履歴みたいなのを紹介してたんだけど、僕が中高時代に毎号買って読んでたのは休刊になった「ホットドッグプレス」だったなあ。毎回毎回読者の悩み相談で作家の北方謙三さんが「ソープへ行け!」って言ってたな。逆にソープ行ったら負けなんじゃないかなって思っておかげで風俗童貞ですよ、北方さん。
 北方さんは恋愛の相談とかで女性を神聖視すんな、怖れるなってことでとりあえずソープ行って抱いて勝手に作り上げた妄想捨ててこいみたいなことを言ってて、わかるんだけど毎回毎回「ソープへ行け!」って言うのを中高生で読んでるとこのオヤジは真面目に相談のってるのかと疑問に思ってた。同世代で「ホットドッグプレス」読んでた人は「ソープに行け!」の発言は覚えてると思う。