良いお知らせと悪いお知らせは時間差があるにせよ、訪れる。そういう時に人生なんてプラマイゼロかあ、とは思うわけだが。今年は僕にとって波乱のある年になるのはほぼ確定。西島さんの『凹村戦争』のあとがきのように「最高に滅茶苦茶に容赦なくやること」でいくしかない。
『新潮』掲載のブライアン・エヴンソン『酸素規約』のあの感じ、設定とかもだけど幻視者っぽい、やっぱりエヴンソンの書く世界は。でも文章のある種の冷淡さというか冷静さと仄かにある狂気、なにかがズレ落ちていく感覚とか今の現実世界と呼応してる部分があると思う。
気分はもう純文学、ということしか身の回りで起きない。
「そうだ、僕にも小説が書けるかもしれない」
『MONKEY』連載の村上春樹『職業としての小説家』より
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MONKEY Vol.5 ◆ 死者の歌――イギリス・アイルランドの物語
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