『BRILLIANT WORLD』 - Spiral Fiction Note’s diary

　昨日久しぶりにイエモンの『BRILLIANT WORLD』を聴いたけどクソカッコよかった。

　『MONKEY』で岸本佐知子さんが赤坂見附について書かれていた。僕のよく知っているところが（岸本さんからすれば変わってしまった風景だが）出てきてすごい親近感があった。写真もすごくいい。

　『ブルータス』最新号と最果タヒ著『星か獣になる季節』

　最低な事と最高なことが同居する世界でこの声は果たしてどこまで届くのか、響くのか。内なるものだけが照らすものは輪郭が不透明で外に向けたものは中心にうまくピントがあわない。どちらからも届かせて響かせなければどうやらダメらしい、難しいね、なかなか骨が折れる。しかしそれを諦めてしまったらすべてがボヤけてなにもわからなくなってしまう。僕は見たいものが見たいのだしその周辺の色使いだったりグラデーションを知りたいのだし、世界の一部であり一部から広がるものであるということをただわかりたいのだけど。
　言葉はなくせない。言葉で僕は考えて言葉で伝えていくからだ。それぐらいしか、いやそこから零れ落ちるものに真実だとか世界の神秘みたいなものが隠されているのかもしれないけどそれぐらいしか残されていない。