『教養としてのプロレス』

　すごく面白かった。愛すべき、しかし恥ずかしかったプロレスファンであった鹿島さんの想いや受け取ってきたものの見方や人への興味が全快であり、プロレスを観てこなかった人にももちろん伝わる。それはジャンルを越えて届くのはやはりまっすぐな想いでありどこか客観視していていながらもクロスオーバーする力を持っている。
　プチさんが勝たねばならない闘いのために踏み出した大きな、でもいつもの足取りの先にある一冊なんだと思う。熱量が突破していくというのを感じる一冊でもあるしこの所どうもプロレス人気再熱というかすでに若いファン（昭和プロレスファンではない）がどんどん増えてチケットも取りづらくなっているという話を聞いていたが、そういう意味でもプチ鹿島さんは持ってる、いやずっと好きだったからこそ今語れるし、レンジが広い強さ。

文化系トークラジオLife
2014年08月31日Part2「ソーシャル、レジャー、リア充」
http://www.tbsradio.jp/life/2014/09/20140831part2.html
↑この中で速水健朗さんもプロレスの最近の人気再熱について語っている。

　西友におかず買おうと家出たら帰りだった樋口毅宏さんに会ってUターンしてヒグタ家でオススメCD貸してもらった。

FKA Twigs『LP1』
How To Dress Well『"What Is This Heart?"』
Disclosure『Settle』
Fiona Apple『Tidal』
V.A.『URCシングルセレクション』

教養としてのプロレス (双葉新書)

文化系トークラジオ Life のやり方

甘い復讐 (単行本)

LP1

ホワット・イズ・ディス・ハート?

セトル

Tidal

URCシングル・セレクション