『人生は会いたい男に会うという作業でしかない』

　寝る前にテレ東で始まった福田雄一監督の『アオイホノオ』を観る。柳楽がいい意味でダサいぐらいでちょうどいいが『誰も知らない』時代はどこに……。
　冒頭から庵野さんたちが学生時代に作ったDAICONフィルムのアニメを出してきた。コミックスで読んでいるけど実際の映像もつかってくるのか〜。と思ったらあだち充先生のマンガも使っているし、『ナイン』なんだろうけど声優さんも実際のかただ、たぶん、おそらく。すげえな。
　『アオイホノオ』ってまだ生きてる人たちの青春時代のことをやってんだから映画『ソーシャルネットワーク』みたいなもんだよなあwと考えると主人公の焔だけ実名じゃないから卑怯だとこのマンガやドラマに出てくる岡田斗司夫さんがツイートしていた。安田顕さん演じる庵野ヒデアキが登場！　あのウルトラマンを普通の格好でやっている自主映画というか撮影を今のこの役者陣で再現しているというもうメタなのかなんなのかわからないけど面白いよ状態。
　続いて『セーラーゾンビ』の最終回を見る。明かされてるゾンビ設定は伊藤計劃×円城塔『屍者の帝国』と同じようなことなんだな。それをアイドルをメインに持ってきてやるか、スチームパンクでやるか。

　山田風太郎『甲賀忍法帖』、藤原伊織『テロリストのパラソル』、隆慶一郎『吉原御免状』、八月中には読み終わりたい。自分の書きながらも読みたい。影響されればいいしと思う。

　MGSの「素人個人撮影、投稿。576」の子がめっちゃ可愛い。きっと単体デビューしてらブレイクすると思う。あとふつうにエロいし舌足らずな感じもあって童顔っぽいけどキレイめな感じも漂わせている。
http://www.mgstage.com/ppv/video/SIRO-1988/

　B&B行くまでに原稿書き終わって送信する、なんとしてももうメルマ旬報の〆切は昨日だったので起きてからずっと原稿かきかき。なんとか１７時過ぎに原カントくんに送信できた。ふ〜、その間に嬉しい電話があったのでがんばらなきゃと思った。ただ時間があまりないけどできるだけのことはしないと続いていかないから。

　下北沢のB&Bで劔樹人×伊賀大介×大根仁「人生は会いたい男に会うという作業でしかない」『高校生のブルース』刊行記念イベントに。メルマ旬報チームである木村綾子さんは店員さんとしていらして相沢直さんもお客さんとしていらしていたのでご挨拶をして、原カントくんもいらしたのでご挨拶を。メールとかでやりとりしているのでわりと会ってなかったりする。メルマ旬報チームというかクルーもフェス以降何人かが集まるようなことはそんなに多くはないので五人とか集まっていたらかなりの集合率。
　伊賀さんも大根さんも時間に間に合わずに劔さんがひとりで話し始める。途中から店員でもある木村さんも巻き込んでトークをしていると伊賀さんが到着しひと安心。
　大根監督もその後到着されて三人でのトークになった。前に友人の青木とタワレコに行った時に気になると言っていたバンドのCzecho No Republic(チェコ・ノー・リパブリック)が大根監督も最近気になるって言われていた。読モでブランドとかもやっていて音楽もできてこのバンドのファンだった女の子が入ったことでだいぶ変わった、いろいろな邪推をして楽しんでたw ここでは書かないが。

No Way / Czecho No Republic(チェコ・ノー・リパブリック)

　伊賀さんがこのMV見ながらこの並びだと一人は短パンでソックスは柄だよなあとか。バンドにスタイリストは居るのか問題とかの話からこのバンドの話になったのだった。伊賀さんはバンドにスタイリストは本来いらないと言っていた。高校生ぐらいの頃の自分に言っても信じないだろうけどお前はスタイリストになってエレカシのスタイリングとかするようになるよって話もでたけど、エレカシの宮本さんとかあの格好で決まっているからスタイリングって言ってもワイシャツアイロンかけるぐらいだよと笑いながら言われていた。

　大根作品で伊賀さんがスタイリングすると小道具というかスマフォカバーはその子ならなにを持っているかとか普段からいろんな人、女の人だけじゃなくておじさんとかそういうものを見ているんだって話があった。『モテキ』の長澤まさみの衣装は自分の中で思い描いていた可愛い女の子のそういうのを見てきた中で幻の彼女みたいな感じであんな感じになったらしい、確かにめっちゃ可愛かったもんなあ。
　伊賀さんは最近子持ちで自転車漕いでる女性見るとがんばれって車停めて思うぐらいらしい、奥さんもだしお子さんもいると余計そうなるみたい。大根さんはOLが〜ってどこにいるんだよOL。全然会わないんだけど本当にこの社会にいるのかなって。大根さんは所々正直すぎる意見をぶっこんくるので危険だw　面白いけど。

　
　大根監督も伊賀さんも言われていたけど好きだって言っていたらだいたい好きな人には会えるって。大根さんは北野武さんには会いたいけど会いたくないから一度共演の機会あったけど断ったって話を。北野武ファンの人ってそういうシャイな部分があるよねえって伊賀さんが言われていた。
　伊賀さんは清志郎さんに会えたしと。大根さんと伊賀さんは会いたい人にはたいてい会えるということを言われてたんだけど劔さんはバンドとかもやっているしかまってちゃんのの子さんとか間近で見ていてSNSで距離が身近になっているけどそういう距離をすぐにつめてくるようなファンにはステージをあげてこいみたいなことを言っていた。それも当然一理あるなと思いながら聞いた。僕もステージをどんどんあげていこうと書くと意識高い系みたいだw

　劔さんはモー娘。について話しだしたときは本当にテンションアップというかいきいきとしていて好きだというのが伝わってきた。ゴマキ復活の映像を見ながら後ろに控えている今のメンバーについて思うと、道重が今のモー娘。は私たちだって見せるぞって絶対に裏で言ってんですよ〜って熱く。その劔さんの熱の入ったモー娘。話にゴマキは前田ですよねと全部プロレスの話に持っていって理解する伊賀さん。大根さんもゴマキ可愛いなって。
　伊賀さんは大根監督『バクマン。』に山下敦弘監督『味園ユニバース』、演劇では小栗旬主演『カッコーの巣の上で』に大人の新幹線『ラストフラワーズ』のスタイリングで大変で『グランド・ブダペスト・ホテル』も観れてねえ〜って言われてた。