「インディヴィジュアル・プロジェクション」

　運動し始めて２週間経ったのでまた検査というか体脂肪とか筋肉量とか量ったりした。筋肉量は1.5キロ増えて体脂肪量は1.5キロ減った。つまり体重は変化なし、筋肉量が増えたのでこのまま継続して筋肉は増量して脂肪を減らす事で代謝を上げて反比例させていくと引き締まるかなと。まあ長期計画で行かないとさすがに痩せないのは実感。

　やっぱり25歳を過ぎると代謝が下がり痩せ辛くなっている。まあ、分かりやすくグラフとか見ると単純なものでやる気が出るというかうまい具合にグラフを形成したいと思うし、まあゲーム感覚でやっていく方が続きそうだなあ。

　ジム行く前に阿部和重著「インディヴィジュアル・プロジェクション」を一気に読み終わった。このぐらいの長さ、180ページぐらいか、は２時間かからないので読みやすい。しっかし、構造が多重人格なのかと思わす感じで、日記みたいな感じで進む展開。

　映画館でもの凄い事が起きたりするし、スパイ活動みたいな養成所みたいな場所にいた主人公とその仲間たち、不穏な事がどんどんと周りで起きていく、不眠症、渋谷の街、九十年代の渋谷で起こったかもしれない事件。エンタメな部分もあるし、先に「シンセミア」を読んだからか、ああこういう作品があったから「シンセミア」が産まれた、あるいはその過程にあった作品なんだと読みながら感じた。

　芥川賞取った「グランド・フィナーレ」もだけど、だいたいロリコンっていうか幼女趣味的な男性が出てくるし、この対象になる少女も出てきて物語に大きく関わる。「シンセミア」なんかかなりそれが出てたし物語を動かしていた。月末に出る新作「ピストルズ」は「シンセミア」に続く話らしいのでそういう部分もあったりすのかもしれない。

　今日つぶやいたこと。

　＞そういえば走っていてテレビ見てたら、iPodで音を聴いてたんだけども、ビビる大木さんの勝海舟について話している時の安めぐみの表情が非常に興味なさそうでした。安めぐみって同学年なんだよなあ、たぶん。
　本当に愛想笑いというかそういう感じの笑ってるけどきっと興味ないなって顔で話を聞いてた安ちゃん。

　
　＞今月末に新潮から伊坂幸太郎著「オー！ファーザー」という新刊が出る。内容は母一人、子一人、父四人って設定。すでに中村義洋監督によって映画化が決まっているんじゃないかと想う。だって「フィッシュストーリー」「ゴールデンスランバー」と新潮社から出たのが続けざまに中村さんだから。
　「新潮」の新刊案内のとこにあった。＜みんな、俺の話を聞いたら尊敬したくなるよ。なんたって我が家は、六人家族で大変なんだよ。えっそんなの珍しくないって？　まあ聞いてよ、母一人、子一人なのはいいとして、父親が四人もいるんだよ。しかも、飛びっきりアクの強いね。その一人と一緒に出かけたことから、とんでもない事件に巻き込まれてさ。＞って内容らしい。いやあ、基本的に伊坂作品は新潮から出てるのは面白いものが多いし、まあ新潮デビューだからってのもなんから関係してるのかな。

　＞「新潮」の橋本治「リア家の人々」読み始めたんだけど前にツイートしたこれを思い出した。→ RT「現在のポストモダンなどというものはつまりは未だ終わり損ねたままの大正モダニズムではないか」大塚英志「三つ目の夢二」あとがき
　今少しずつ読んでいるけど面白い。小説一冊まるまるあるのでだいぶ時間はかかりそうだけど。

　＞よっしゃ、誕生日は「ソラニン」トークショー付き特別試写会が当たった。今年は懸賞運が戻ってきてる。あとは「ソラニン」×「Life」コラボを待つばかり。 #life954 #solanin
　ということで22日はロックの学園「ソラニン」プレミアトークショー付き特別試写会に行けることになった。今年は本当に運気が戻って来てる感じ、元々懸賞運はよいほうなので。三木孝浩監督と箭内道彦さんのトーク。箭内さんの本は昔買ったなあ。公開前に「ソラニン」が観えるのがめっちゃ嬉しい、原作大好きだし。

　浅野いにおデザインの「Life」iPhoneカバーが出るのでソラニンの映画とのコラボとかしてほしいとツイートしたら両者がtwitter上で多少絡んでくれたので期待している。というか「Life」で「ソラニン」特集か浅野いにお特集はしてほしい。よく考えたらサブパーソナリティーの森山裕之さんがクイックジャパンの編集長だった時に浅野いにおさんは「虹ヶ原ホログラム」連載してたんじゃないかな。だから絶対にコラボ出来るしさっと思う。