Spiral Fiction Note’s diary

物書き&Webサイト編集スタッフ。

『大晦日』

 今年はやっぱり一月末に水道橋博士のメルマ旬報フェスがあったことが本当に大きかった。人前で、それも千人とかの前で話すことはこれから先もおそらくもうないと思う。緊張を通り越していた感じもあったけど自分の順番になるまでは隣に座っていた堀江貴文さんとふつうに話をしていたりと余裕があるのか場の空気を読んでいないのか自分でもよくわからなかったけど人前に出る仕事をしている人たちは慣れていくのもあるんだろうけどすげえな、と実感した時間だった。
 僕はメルマ旬報の中では一番読まれていない連載陣だと思うし知名度もないし、小説家志望であってもデビューすらしていないという夢追いフリーター枠みたいなものだけども、たまたまそこに椅子があって、ないかもしれないけど座れますかと博士さんに聞いたら座らせていただいた以上はこのメルマガが終わるまでは博士さんに辞めろと言われるまではそこの椅子に座り続けるつもりだし連載も一度も落とさないでやっていくつもりだ。
 今年やったことや諸々試行したことはうまく形にはならなかったけども無駄じゃなかったと思うし来年というか明日以降の新年に繋がるものはあったと思っている。
 今年はデビューするのが目標だったけどできなかった。じゃあ、来年もデビューという目標だとたぶんダメだなと年末が近づくにつれて考えるようになった。
 とりあえず、それは前提というかありきにしなくちゃいけない、あとは連載をメルマ旬報以外にも増やすこと。文章を書くことできちんと稼ぐことをしていくというのが来年すべきことであっていろんな戦い方はあるはずだし誰かの座っている椅子を奪うことではたぶん新しい戦い方はできないと思うので新しい椅子を作ってそこに座っていく。どんどん面白そうなことには手を出していく。質よりも量とは園さんの言葉だが書くことを止めない、それをやっていきながら興味ある人や事に積極的に楽しんで絡んでいく。
 今年はたぶんいい一年だった。来年はもっといい一年に。