Spiral Fiction Note’s diary

物書き&Webサイト編集スタッフ。

『少年』

Geisha Girls - 少年 1995


 昨日ベントレーのタイヤ交換を手伝ったらボルト固すぎてそれだけで今日右腕筋肉痛。終わってから山村さんちによって前にiTunesに入れたけどデータ消えてなくなっていたゲイシャガールズのアルバムを三枚借りた。
 上の動画は16年も前。松ちゃんのギターもろにあて振りだし、教授もズラつけてるし、まあ「アホアホマン」するぐらいな教授をリアルタイムで見ていたので不思議ではないが。


 16年経つと松ちゃんも結婚し映画を作ったり浜ちゃんの息子もオカモトズでベースをしてたり、教授はNHKで学生にクラシック音楽を教えていたりする。
 90年代に思春期を過ごした人間にとってその時代に活躍した人の影響がどんどん出出してくるような気もするし、90年代は売り上げも今とは比べ物にならない時代だったからネットも今みたいに隆盛じゃなかったし、その頃に活躍してた人は蓄えや余力、親子でファンがいるので未だに健在だ。


 パイの数は少なくなってそれをさらにたくさんの人間で奪い取り合っていく。これからどうなるのかはわからないけどニッチな部分はあるし、戦い方もあるんだろう。例えば原発問題や国の体質なんか対してどう戦うのか。


 アルカイダの支持母体が小さくなっているとニュースでしてたけどジャスミン革命の影響が出ていてテロで世界は変わらないしただ報復の連鎖でしかない事を知った人達は革命を起こして政府も世界も変えれるんじゃないかって期待が彼らを支持しない方向に向かわせているようだ。
 この国では学生運動から始まった革命は頓挫した。学生運動で世界が変わると思った若者はあさま山荘事件で熱が冷め終焉しやがて社会の中に若く無邪気な思いを消化し憎んでいた社会の一員になった。


 土曜から公開される山下敦弘監督『マイ・バック・ページ』はその頃の時代を描いているので観に行きたいと思う。監督が山下さんな時点で観に行くのは確定なんだけど。


映画『マイ・バック・ページ』 予告編


 休みの日はたいていサブウェイに行ってえびアボカドを昼食にしているのでポイントが一杯になった。で『マイ・バック・ページ』の原作を買った。観るのが先か読むのが先か。 月曜日はheavenstampの招待制ライブに当たったので観に行ってくる。その前に『マイ・バック・ページ』観れたらいいかな。


"Hype" music clip


 ボーカルの女の子の名前がSally#Cinnamonという僕らの少し上の洋楽ロック好きには思い入れのある名前だったりするわけだが。


The Stone Roses - Sally Cinnamon (Promo)


〝Don't Look Back In Anger〟oasis LIVE 和訳付き with Lyrics


 今年三十路になる我らの学年ですが、まあ三十路になっててもガキはガキだし十代でもしっかりしてた人はそうだし、いろんな人と出会っている中で年を重ねてるだけでくそガキみたいなおっさんやおばはんはたくさん見てきた。
 僕もまだくそガキだし大人じゃないとは思うけど(上記のおっさんやおばはんよりはだいぶマシだと思う部分はたくさんありますけど)ただあの頃のガキの想いや初期衝動だけは消さずにいきたい。
 現実と理想の中で多くの人が手放してしまうそれを持ち続けるのが格別にいいことだとは思えないんだけど今の世の中では。ただ駄々をこねてやりたい事で生きていたいっていう頭のおかしい、あるいは狂いかけの大人になれない人間としてはそいつらを道づれにして冷たい青い怒りを出していきたい。


The La's - There She Goes


 昨日の『やりすぎコージー』で関がアメリカで「都市伝説」の取材してフリーメイソンのコテージ?に入ってた。エリア51の手前とかスピルバーグの生まれ育ったオハイオにも行ってた。オハイオはコテージがめっちゃあるんだってで、『LOST』の監督が監督・脚本で総指揮がスピルバーグの映画『SUPER8/スーパーエイト』って作品はオハイオで起きた電車の脱線事故なんだけどその電車が運んでいたものはスピルバーグといえばな、あれ。


ストーリー・1979年のオハイオ州。6人の少年少女達が集まり、スーパー8mmカメラを手にしてゾンビ映画を自主製作していた。ある夜、一同が線路の近くで撮影をしていると列車が車に衝突して脱線事故が起こり、カメラは燃え上がる貨車の中から出てくる何かをとらえる。


Super 8 Movie Trailer 2 Official (HD)


 スピルバーグフリーメイソンでもいいし、彼がアメリカ政府に宇宙人に会わされて彼らを受け入れやすいようにするために『E.T』作ったとかも別に違和感も特にはなくて、ケネディが暗殺されたのは宇宙人の存在を言おうとしたからだってのも。2013年に新時代の幕開けだとかまあそういう話好きなんでいいし、で政府が言えないのはカトリックとかが問題で彼らの存在を言われては神の存在が変わる、聖書を書き換えないといけないってのが一番面白いかなって。


 まあ、関がメディアに影響ある人間に「スーパーエイト」の制作の方から選ばれたみたいなことを最後に言っていて、これって巨大な宣伝のためにした「都市伝説」なんじゃないのかなって思ったり。


 映画はヒットしそうな気はする。なんか面白そうだしスピルバーグ作品あんまり観てないんだけどね。あと逆に関がフリーメイソンに入って宣伝部長になってんじゃないかって気もするけどね。

GEISHA GIRLS SHOW 炎のおっさんアワー

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