Spiral Fiction Note’s diary

ライター&「monokaki」編集部スタッフ。「水道橋博士のメルマ旬報」で「碇のむきだし」、「週刊ポスト」で「予告編妄想かわら版」、「PLANETS」で「ユートピアの終焉ーーあだち充と戦後日本の青春」を連載中です。

読書会『クォンタム・ファミリーズ』

 五時まで労働し昼の12時に上野に集合しピンク映画を二本観て6時からまた賃金労働に、レッドブルが必要だ。
 翌日と翌々日は昼夜のコンボ労働のために水曜まで休めそうにない。ので昨日の渋谷での読書会『クォンタム・ファミリーズ』のメモ代わりを。


 第二部の最後で往人がフラッシュメモリを噛んでデータが壊れて、汐子が消えるくだりがあり、その次にあたる物語の最後部分の「物語外2」では風子ではなくその前の第二部で消えたはずの汐子が往人と友梨花の娘になっているのはなぜなんだろうと言う話になった。
 で、みんなが納得したのはこの物語自体は汐子の見ていた夢ではないかということ、汐子の夢は往人達の現実ではないかという気がした。

 友梨花が黒幕のように出てきてさらにその上に汐子がいて、でもその物語自体が彼女の夢=幻想だった=それは父たちの現実になっているという感じ。


 読書会の後にレジを打ちながら暇な時に考えていたのは、それって『ケイゾク』のスペシャル「特別篇」のタイトル『PHANTOM〜死を契約する呪いの樹』と同じような気がした。このタイトルは最初は『AYA'S PHANTOM』だった覚えがする。


 『クォンタム・ファミリーズ』の最初のタイトルは『ファントム・クォンタム』として掲載されていたはずだ。
 そのタイトルで考えれば量子家族を幻想してた・夢見ていた主体がいる。それが汐子ならばこの物語として不思議が消える。

 
 世界の終わりにいるのは汐子で彼女が夢見ているハードボイルドな世界にいるのが往人たち家族なんじゃないだろうか。


中谷美紀 / クロニック・ラブ(「ケイゾク」主題歌)PV

クォンタム・ファミリーズ

クォンタム・ファミリーズ