Spiral Fiction Note’s diary

物書き&Webサイト編集スタッフ。

「生活」

 本屋でふらっと村上春樹著「羊をめぐる冒険」上下巻を読んでないなあって思って手に取った。でも、なぜか急に保坂和志作品が気になって「ほ」の棚というか棚を見ても一冊もなかった。
 ないとないで気になるのが人間の性ってもんらしい。「羊をめぐる冒険」を元の棚に戻して家に帰った。


 なぜか急に今読む必要があると思って「カンバセイション・ピース」「書きあぐねている人のための小説入門」をamazonで注文した。たぶん、好き嫌いとかじゃなくて読めって誰かが言ってるみたいな感じだ。
 よくわらかないがそういう気分になったり思った時はそれに従うほうがいい方に事は運ぶんじゃないかなって。


 五月に入って、バイトの時間帯が変わった、いや、これからどんどん変えていく、時間帯を今までとは違うところへ。理由はいろいろある。
 店舗の労務っていうか労働時間の問題とかあったり、僕自身も遅番を初めてもう3年ぐらい経ったけど恐るべし睡眠障害的な眠れないとか3年で17キロ近く太った事など、精神はまだ狂わずにいるが肉体的にはボロがどんどんでてきていて肉体がやられていけばそのうち精神もやられるのは目に見えているので改善みたいな感じだ。


 中旬ぐらいから今までの生活の時間帯とはだいぶ変化していく。朝起きて夜寝てっていう健全なサイクル。そして無意味な怠惰の証みたいな贅肉を少しずつでも減らしていく。シェイプアップと小説を書くという行為をできるだけ継続していくことを生活のメインにするのが狙いというか今大事な事はそこ。


 そういう意味で目標を掲げておこうと思う。十月の専門の知人の結婚式までにはせめて3年前の体重に戻る。それでも東京に上京した時の専門通っている時の体重よりも10キロ前後違うが。今夏、いかに動くかでだいぶ違いそうだ。
 そのために生活も変えるので、不眠を治すとか夜型で睡眠時間が少ないと太りやすいとかの話が本当かどうかを自らの肉体で証明したいし。


 7月末締め切りの宝島社「日本ラブストーリー大賞」に書いて応募する。もう一つは8月末の角川書店野性時代 フロンティア文学賞」に応募する。「団鬼六賞」も興味あるけどこちらも7月末締め切りなのできっと無理だ。
 なんとか二つを書き上げないと、どちらも書くやつは前にシナリオで書いてたものをきちんと練り上げて再構築する。読み手の事を考えるとかそういう今まで僕がしなかったことをできるだけ意識して、あとはきちんと大賞を狙って賞金を狙うってこと。


 今の生活を終わらすためにはデビューするとかきちんと書くことで金になって生活できるレベルにならないといけない。そういう意識がないとここから抜け出せないはずだ。
 なんとかいろんな力やどうしようもないこととかに抗いたい、そのための力を今付けないと、いろんな事で負けそうになってしまうだろう。負けないためにも抗い続けるためにも継続していくこと。あとはどのくらいまで先を考えて仕掛けて(「詞書けて」←最初に打ったら出てきたのはこっちだけどこれもありだ)いけるかっていうのは自分の力量を客観的に見る事も大事になってくるだろうし。


 人それぞれにやり方があって見本だったり手本になる人もいるけど、僕は僕でその人はその人だから同じ事をしてもダメだったりする。僕なりのやり方で誰にだって平等に無慈悲で僕らを無視し続ける世界に抗うための手段として。この辺は西島大介著「世界の終わりの魔法使い」に影響されているんだけど。


 きっと表現とかって僕らを無視し続ける世界への抵抗なんだ。


syrup16g 生活


syrup16g ソドシラソ


Syrup16g - coup d'Etat / 空をなくす (brackhumor)


Syrup16g 神のカルマ

羊をめぐる冒険(上) (講談社文庫)

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羊をめぐる冒険(下) (講談社文庫)

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カンバセイション・ピース (新潮文庫)

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書きあぐねている人のための小説入門 (中公文庫)

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世界の終わりの魔法使い (九龍COMICS)

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恋におちた悪魔----世界の終わりの魔法使いII (九龍コミックス)

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a complete unknown

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